こんばんは
テロ対策もあるのでしょうが、バス、電車のなか、駅で、繰り返し「危険防止」を呼びかけています。
バスに乗ろうとすると「整理券をおとりください。危険物の持ち込みはお断りします」とドアが閉まるまで繰り返しアナウンスします。
もし、私がテロリストだとすると「ええっ。危険物を持ってバスに乗ってはいけなかったの。ちっとも知らなかった。さっそくウチに戻って置いてこよう」なんて思うのでしょうか。
いつか、認知症?のお年寄りが、灯油をポリバケツからこぼしながらバスに乗り込んだーーーという話を聞きましたが多分この方へも、このアナウンスは有効とは思えません。
いったいどなたのための放送でしょうか。
電車の中では「車内・駅構内で不審物を発見されたときは、乗務員または駅係員へお知らせください」とアナウンスします。 網棚にあるどの荷物が不審物か分かりますでしょうか。 もし「あやしい」と思ったら「どなたのお荷物でしょうか」と周囲の人に聞くのでしょうか。「私のです」と答える人がいたらその荷物はあやしくないのでしょうか。
もし、怪しい荷物を発見したとしても、車掌さんが、この16両編成の東海道線のどの車両に乗っているのか分かりますでしょうか。車内には車掌呼び出しボタンも存在しません。 駅のホームの事務室も無人のことが多いです。
そう考えてみますと、これらのアナウンスが効果があると関係者の方が思っておられるとは思えません。 「監督官庁から指示があったから、とにかくアナウンスしておこう」と、単にそれだけの理由でやっているように思えます。
車内放送は便利です。最近、ヨーロッパの鉄道でも日本の真似でやるようになったそうです。 ただ、無意味な放送で騒音を製造するのは考え物です。
皆さんは、どうお考えですか。
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