[No.2352]
Re: ベルルスコーニ首相の失言
投稿者:
投稿日:2006/04/06(Thu) 00:23
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かれい さん、こんばんは。
> あはは、面白いですね。翻訳も抜群で。(^○^)
> 紋次郎はんのイタリアニュース、ファンが多いみたいですよ。ブイブイ
面白いといえば、ムッソリーニ議員と性転換して国会議員に立候補したルクサリアさんとのやり取りも、あっしら見物人には結構オモロかったです。アレッサンドラ・ムッソリーニといえば、みなさんよくご存知のあの、ヒットラーとともにあっしらには、忘れることの出来ない有名な、ベニト・ムッソリーニの孫娘なんですよ。
しかもローマ大学医学部出身の才媛で「特別な一日」という映画にも出演しているこの人は、イタリアじゃあ、超有名人。(しかも、あのソフィア・ローレンが叔母さんというから、またスゴイ)ニッポンじゃ東條さんのお孫さんなんか、小さくなって暮らしているんでしょうが、イタリアではムッソリーニの孫が大手を振って大道を闊歩でんがな。
一方、共産主義再建党というから、左派の最たる紋ですが、ここから出馬する、ウラジミール・ルクサリアさんというのが、アレッサンドラを指して「ファシスト!ファシスト!」と連呼したところ、頭にきたムッソリーニさん、さすがオヤジの熱い血が流れていると見え、「何よ〜、オカマより、ファシストの方が、まだ、ましじゃないのオ」とやり返したそうです。
このお釜、というのも、どっちかって云うと、ニッポンじゃ放送禁止用語じゃないんすかねえ。ベ首相が使ったあの「アホ」と同じように。あっちじゃ、そういう言葉を遠慮なくバンバン使っちゃうんだから恐れ入ります。
ちなみに、こうした言葉は、イタリアでは、パロラッチャと呼びますが、coglioneもfrocio(froscio)も、両方とも『パロラッチャ辞典』に載ってました。(-_-;)