[No.2808]
Re: ノブリスオブリジェはどこへ行ったのか
投稿者:35斉
投稿日:2006/08/25(Fri) 11:20
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えーさん 今日は
> 昔はアメリカは立派な人ほど 軍隊に入ったものだが
> ノブリスオブリジェ ヨーロッパでも日本でもそうだった
> ノブリスオブリジェはどこへ行ったのか
アメリカはまだいい方で、質の良し悪しは有るが自国調達の兵隊さん。
この言葉のお国フランスでは「民間軍事会社」、其の中で戦闘専門の
「外人部隊」がアフガン・イラクで活躍しています。
先に自衛隊出身のベテラン日本人兵士が拘束殺害されて騒がれたものです。
「国を護るという高貴な仕事は、高貴な王様や貴族の本来的役目」
であったものが、王制や君主制が無くなリました。
それに代わり民主主義では「国民」が主権を握る様に為ったため、
「国を護るという高貴な仕事は、国民の本来的役目」と為った筈ところが、
日本国憲法では「戦争放棄」を明記しましたが、「国を護る・自衛」
という言葉は何処にも無く、此処から国を護る役目の諸要素、
自衛隊・日米安保、最近では「新ガイドライン法案」1999年などが、
日の目を見るたびに物議を醸しています。
> 日本はアメリカの後追いをしていますがこの方面でも後追いでしょうか?
> 北朝鮮や中国が攻めてきたらアメリカが撃退してくれるから大丈夫だよと
> かなりの偉いさんが言っていますが本当に大丈夫でしょうかね
> だからイラクへ自衛隊は行かないとダメと説明を受けましたが
>
さて国民は「国をどう護るのか」こんがらがっているように見えます。
戦争放棄したのに完全武装の自衛隊は最新鋭の装備をしていますし、
集団的自衛権は認めないと言いながら、イラクに派兵するし、
新ガイドライン法案に至っては、アメリカがアジアのどこかで戦争をすれば、
日本は自動的に参戦するという物騒なものです。
“日本が直接攻められてもいないのにですよ!”
此処らで「国を護るという高貴な仕事」を憲法に明記し、基本的人権に
堅く護られた主権者・国民に其の責務を求めないと、他国の代理戦争に
狩り出されかねません。アメリカはアメリカのために戦争をします。
今時アメリカが日本を護ってくれると思う政治家がいたら、化石!
先ずは国を護るというパラダイムから変えていかないと、兵士の質や
外人部隊等の問題は解決できないと思うのですが、 前途遼遠かも?
35斉