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[No.2933] Re: ウソはいけない! 投稿者:35斉  投稿日:2006/10/31(Tue) 19:38
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今日は しゅんとした事ばかりの一日でした。

今度の事件で高校の校長先生が「一命にかえてお願い申しあげます」と、
生徒に対する処置を遺書にしたためました。
昔、先の戦争の末期に一軍の将がその責任を、一身に背負って残した、
遺書に似て極めて日本的です。 むべなるかな!
                 ご冥福をお祈りいたします。

事件は責任のない学生の救済策に注目が集まってしまいました。
でも、問題は根本的に根の深い問題だと思っています。
遡ると「「ゆとり教育」にあると思います。
これだけで論文が出来そうです。そこで「風が吹いて桶屋が儲かる」式の、
推論如何でしょう?

1:「ゆとり教育」で土曜日はお休み。
2:全ての必修授業を消化するには「お急ぎ授業」
3:これで追いつききれない生徒が出てきた。なんとかせねば!
4:そこで選択科目を増やし、落ちこぼれを拾うことを企む。
5:具体的に教育指導要領で世界史必修、日本史選択とした。
6:何故だ?世界史編集業界の圧力?、暦年のハッキリしない古代史、
  歴史認識の荒れる近代日本史は敬遠したためか?
7:大学受験者の側も年号記憶ばかりの世界史を敬遠。
8:校長は大学入学率で教育委員会から評価される為、生徒の受験課目が、
  集中する日本史に特化、世界史は習ってもいないのに、
  学校は通知表でA評価、教育委員会も黙認、生徒も親も????。
9:何故か最近、「情報リーク」日本国中渦中に!

確かに「ウソはいけない」、良くても悪くても法は法であると言う、
順法の問題は有るが、悪い法のために「必要悪」が発生する仕組みにも、
注目する必要がある。

この問題は今後検討すべきは、こんなことではないでしょうか?
1:教育基本法・教育指導要領が受験実態と乖離している事。
2:世界史・日本史の教育順位の検討
3:公立・私立の学校制度の見直し
これくらい確り検討しなくては、亡くなられた校長先生に顔向けできまい。

                35斉


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