[No.3008]
ブッシュは悪魔か
投稿者:35斉
投稿日:2006/12/14(Thu) 22:26
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皆さん 今日は
師走も後半月、天候も一喜一憂しながら寒さが募ってきます。
最近の国際ニュースで最大の関心はイスラム諸国の動静です。
この12月だけで、南米・中東・米での動き
●ベネゼーラの選挙でチャベス大統領の圧勝、ブッシュは悪魔か。
●イランのアフマディネジャド大統領がイラク治安に意欲。
●選挙で負けたブッシュ大統領がイラク政策変換を迫られる。
伝えられる報道から、これらの事をどう読取るか?
アメリカは「自由主義的な民主主義で経済は資本主義」です。
一方イランもベネゼーラも大統領は選挙による民主大統領です。
しかも圧倒的支持を得ています。
経済についても曲がりなりにも資本主義です。
最近国際メジャーから石油産業を取り上げ国営化を目指していますが、
此れとて共産主義を目指しているのでなく、
唯一の国益である石油利権確保の為だと思います。
何処がどう間違って「自由主義的な民主主義で経済は資本主義」が
全く違った世界になったのでしょうか? 思うに、
アメリカの資本主義は爛熟期に入り「市場原理主義」の社会になっています。
一方イスラムの資本主義は其の入口「貧困救済第一主義」でしかも、
頼れるのは石油だけの「いびつな社会」となっています。
更に其の「いびつさ」にイスラム教の戒律が政治・社会規範に及び、
重くのしかかって「永久歪」を起こしてしまったと思われます。
同じ資本主義もピンとキリでは、離れすぎて調整の仕様もありません。
更に石油枯渇が今世紀にも起りかねない中で、キリの側から見ると、
ピンは自主供給出来るのに、自国の石油需要の60%を輸入で賄っています。
此れでは話し合いも何もありません。
イランの宗教最高指導者ハメイニ師は、
「イスラム諸国の団結と協力の重要性を強調」し、
アルカイーダのラビンは「イスラム王国設立」を叫び、
中東・南米・インドネシアに「第三の宗教国家連帯」が、
出来て来そうなこの年末の世界の動きでした。
どうか「初夢にはこんな物騒な絵柄が出ませんように!」 35斉