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タイトル火葬とお墓
記事No1519
投稿日: 2005/01/16(Sun) 15:45
投稿者ポテト
日本人は仏教徒が多いから
火葬も多いのでしょう。

ヨーロッパのキリスト教徒では、
むかし異端者が火あぶりにされたので
火葬には抵抗感があるようです。
もっともローマ帝国時代は火葬が多かったそうです。

最近はヨーロッパも土地が不足して
土葬よりは火葬にした方が土地の占有も少なくなるし
衛生的なので、火葬にする動きがあるようです。

仏教が入ってくる以前の
昔は日本も土葬で、しかも、最初に埋葬した所から
掘り返して、別の墓に移したそうです。
最初の墓地で白骨化し、2度目の墓地で骨だけを
埋葬するという、この方式は最近まで沖縄にも残っていたと
本に書いてありましたが。

そもそもの仏教には墓はないのだそうです。
お釈迦様の墓はなく、後の人が記念に
仏舎利塔を建てたのだとか。
日本人の墓にこだわるのは、仏教とは関係なく
土俗的な伝統だそうです。

最近の若い人の中には、墓はなくてもよいという人が出てきましたね。
自分だけで決められないところがあるのが
日本社会で、墓や葬儀も世間を意識する面がありそうです。