[リストへもどる]
一括表示
タイトル最近読んだ本 「会えて、よかった」
記事No1870
投稿日: 2005/09/08(Thu) 11:36
投稿者季寿

みなさん こんにちは

以前に何方か書いておられたかも判りませんが、

黒田 清 著 「会えて、よかった」
奈良の小1女児誘拐殺人事件の小林薫被告の弁護人が、
被告に手渡し被告が読んで号泣したという本です

先日私も図書館から借りてきて読みました

一時は不幸の中にあリ、そこから起き上がった人たち
の手記を元に書かれた本です

今の世の中はシラケた状況にあり、感動したり、涙を
流すのは恥ずかしいことのように思われているが、
思うことの方が浅薄なのだと筆者が述べています

全編25編のどれもが、深い感動に包まれたお話です

久し振りに感動を覚え、涙した本でした

   季寿

タイトルRe: 最近読んだ本 「会えて、よかった」
記事No1903
投稿日: 2005/09/15(Thu) 11:14
投稿者あんみつ姫
季寿さん  こんにちは!

忘れた頃のコメントでごめんなさい(^^ゞ

本のタイトル「会えて、よかった」を見て、明治生命のコマーシャルソングを思い出しました。

小田和正の「あなたに会えてよかった・・・」って言うフレーズがある「言葉にできない」です。とっても素敵な曲です。

この曲は、ダウン症と診断され、余命わずかと宣告された子供と両親の、6年2カ月にわたる愛に満ちた日々を描いたドラマのテーマソングにも使われてました。

余命は1年と診断されたけど、両親の献身的な愛に育まれて、この子「秋雪くん」は、実際は6年以上この世で暮らすことができたんです。
まさに「なだそうそう」のドラマ、いえ、現実でした。

ドラマの元になった本のタイトルは「たったひとつの宝物」だったと思います。

子供が宿れば、たとえどんな障害があっても「大丈夫」と思えるような気がするけど、実際はそんなキレイ事じゃないですよね。
それでも、やっぱり、子供は一人一人が「たったひとつのたからもの」の筈です。

黒田 清 著の「会えて、よかった」は読んでませんが、実際に体験した人の手記というのは下手な小説より感動しますよね。

世の中、概念的に理解できることも、その身になってみなければ中々分らないものです。同じ命でも運命はそれぞれですね。

それぞれの人に夫々の歴史があって、夫々の生き方に繋がるのでしょうが、奈良の小1女児誘拐殺人事件の小林薫被告のそれまでには、きっと「愛」がなったんでしょうね。

「エデンの東」に、「愛されないほど辛いことはありません。愛されないと心がねじけます。」という科白がありましたっけ。

「愛」にも色々ありますけど、親が子供を愛する気持ちは、見返りを求めない本物の愛だと思うのです。

世の中が多様化したといわれて長いけど、愛情なく子供を産む親が増えた結果が、今のような犯罪の低年齢化を齎したとしたら、悲しいですね。

何だか話が逸れちゃって、ごめんなさい(^^ゞ