釜山での4日間 第三日 2001年6月6日(水)〜7日(木)
 
慶州観光

昨夜の「錦皓」での感動の韓日合同懇親会の余韻に浸りつつ、8時45分ロビーへ全員集合、あんみつ姫さんの爽やかな第1声「おはよう御座います」の挨拶、FORWARDさんの点呼と行程説明を聞き「慶州観光」へと出発だ。

連日のお世話役でお疲れにも拘らず呉景煥(garish)さん、金成國(烏堂)さん、金徳五(石芝)さん、3名の同行・ご案内を頂き、感謝・感激です。m(__)m

日本語の達者な可愛いガイドさんの「メロウ倶楽部の皆さん、アンニョンハセヨ!」の挨拶で、貸切観光バスは総員31名を乗せて出発進行!!

釜山市内は静かで車が少ないな・?と思ったらガイドさんが今日は国民の休日で、愛国独立の烈士及び戦没軍警の英霊を弔う日であり、厳粛な追悼祭が行われる。10時のサイレンで全市民も黙祷を捧げ食堂ではお酒を販売しない日と紹介されロビーで、博学のEDDYさんが「顕忠の日」と言われていた事を思い出した。

車中では、金成國さんが楽しく盛り上げてくれ、マイク片手に懐かしのメロディを連発、極め付きは「広沢虎造」節を聴かせ、ヤンヤの喝采だった。d(-_^)good!!

金徳五さん、金成國さんから飲み物サービスを受け、至れり尽くせりに感謝!!

最初の訪問地は慶州中心部の「古墳公園」で、新羅王朝の王族の大規模な古墳群が緑の芝に覆われた公園内に23基。最奥にある「天馬塚」の内部を見学した。

ここで、とんぼさんとはお別れとなる。

次に「国立慶州博物館」を見学。慶州の遺跡・古墳から発掘された2,500点を展示し、ゲートをくぐると先ず目に入るのが国宝「聖徳大王新鐘」である。説明によれば、新羅の景徳王が父王の冥福を祈って鋳造させたものである。

館内には、天馬塚から出土の新羅王の冠や耳飾りをはじめとする装身具の金細工が見事であり、古墳から出土した土器、金属工芸品などに目を奪われた。

慶州は盆地のため港町の釜山に比べて暑さが厳しい。昼食会場までバスは移動し金徳五さん、金成國さんから飲み物サービスを受け、至れり尽くせりに感謝!!

慶州湖畔の郊外店「サランチェ」で冷えたビールと本場の熱々「石焼ビビンバ」を賞味し、次の目的地「仏国寺」へと向った。

おいしい食べ方・・・コチュジャンをスプーンに半分入れて、丁寧に混ぜる。スープを2〜3杯混ぜると味がなじみ一層おいしくなる。

安房守さんは1人旅に出掛けるため惜しまれてのお別れとなる。

「仏国寺」は古都慶州のシンボルと言われ、市内から東南へ16キロの地点にある。新羅時代の751年に創建された古刹であり、焼失・再建を繰り返し1970年代の大復元工事を経て1995年に世界遺産に登録された。

四天王像が睨みをきかせる天王門をくぐると、新羅美術の極地と言われる双塔・釈迦塔・多宝塔、さらに大雄殿・極楽殿、等々、立ち並ぶ寺内は壮観である。

本尊に向かって繰り返し祈りを捧げる仏徒の姿、敬虔なる信者の姿に胸を打たれた。 さらに仏像に向い祈る若い男女の姿が目立ち、国民性の相違も感じられる。

最後に韓国の三代名刹の一つ「通度寺」を訪れたが、お清めの水場で遊ぶ子供に目を止めた金徳五さん、親に向って厳しい表情で咎めの言葉を発した。最近の日本では見かける事の出来ない光景であり、学ぶべきは儒教精神なのか。

いつのまにか我々の集団に、一人の少年(12歳と記憶する)が付かず離れず混じっている。マーチャンさんが話掛けているのを聞き耳立てると、どうやら翻訳本を片手に、日本語の実習をしている賢そうな少年だ!(^o^)//""" これまた心を打たれる素晴らしいシーンではないか・・・マーチャンさんはすっかり感動し頭をなでながら激励をする姿はみんなの注目となった。遠くから、そっと我が子を見つめる父親の姿も印象的であった。

予定通りの観光を終え、ホテルロッテ釜山を目指してひた走り18時30分到着。忘れる事の出来ない思い出を演出してくれた、呉景煥さん、金成國さん、金徳五さん、と1人1人がお礼を述べ、堅い握手で再会を約しお別れとなる。

心暖まるご案内をいただき、本当に有難う御座いました。


夕食懇親会場はホテルから5分「田園」で、本格炭火焼き骨付きカルビである。幹会長の挨拶・乾杯で、真っ赤に燃えたコンロでジューシーでシズル感満点の焼き肉とビール・眞露で和気藹々。時は流れ宴は早くも最高潮!!( ^)o(^ )

レクチャー受けた美味しい食べ方は、サンチュ(違うかな?)と各種野菜を手に取り、その上にカルビを乗せて、コチュジャン(唐辛子味噌)を塗って口に入れ、一口で食べる。
大物テンネンさんご夫妻、今日は結婚記念日との情報に、幹会長は再び立上り全員で祝杯をあげる。いつのまにかみんなで合唱(なぜかHappy Birthday??)

フィナーレは、SHO7さんの音頭で\(~o~)/三唱し20時40分お開きとなる。

2次会は、ホテル内の「シアターレストラン」にて韓国伝統舞踊と本場ラスベガスにも負けないレビューを楽しむ。(@-@;)ドキッ

韓国舞踊は、伝統楽器・チマチョゴリが美しい! レビューは迫力満点のダンサーと、虎の登場するマジックまで、盛り沢山の90分だった。(^o^)//""" 夜も更け行き、夜に弱いせっしんは瞼がくっつきそうだ。

アンニョンヒ チュムセヨ  ....ZZZZZzzzzzz,,,,,, 


6月7日(木)  

 4日間の、楽しく意義のある「韓日シニアネット交流会」は最終日を迎えた。

各自朝食を済ませ、関空組10時、成田組正午、福岡組14時、にホテルを出発して我が家へと帰路に着いた。元老坊の皆さんありがとう御座いました。


金大洙(DOAM)さんをはじめ、事務局を務められた呉景煥(garish)さん、遠路をお越し頂いた、40名を超える皆さんの心暖まる歓迎を受け恩讐を超越した交流は、生涯忘れる事の出来ないエポックと言えましょう。

来年は、ぜひ日本にお招きして再会を喜び合い、更なる未来への絆を深め強固なパートナーシップを築き、若い世代へ引き継ぎたいとお約束をして ・・・御機嫌よう    アンニョンヒ ケセヨ


<*)) >=< 矢部 節真(せっしん)記 <*))


 



日本語を勉強する
少年との出会い

ビビンバの昼食に舌
鼓をうつ参加者たち

民族衣装で交流
(6/4梵魚寺にて)

通度寺にて