釜山到着まで 2001年6月4日(月)

成田からの出発


 釜山にいよいよ旅立ちの日である。関東組は、9時35分、成田空港、第2ターミナル3階、 No.23の受付カウンターが集合場所である。8時前に家を出た。成田の集合場所に9時に着いた。皆様は九時半成田着とのこと。早く着いてしまい、どなたもお見かけできなかった。心細そうにしている私達に、空港を案内している観光会社の方が声をかけてくれた。

「どちらに、いらっしゃるんですか」
「釜山です」
「集合場所は、確かにここですね。予定表を見せてもらえますか?」
主人は懐からとり出した予定表はパソコンからプリントアウトした手作りものなので、係りの方は笑っていた。旅慣れていない私達に、声をかけてくれてありがたかった。

 9時半になって、幹さんが手に額のようなものをお持ちになってお見かけした時は、ほっとしました。額は、幹さんが日韓友好のため心をこめて作られたおみやげでした。あら、奥様の沙羅さんはどこでしょう?
 変蝠林さんが見えました。変蝠林さんのにこやかな笑顔は今日も素敵でした。
「変蝠林さん。眼鏡がずれていらっしゃいますよ」

これから4日間、変蝠林さんとご一緒にできるかと思うと嬉しくなった。toshyさんも到着されました。心強くなりました。世界中を一人旅されエッセー作家のマーチャンさんは、赤いジャンパーが実に良くお似合いになって、旅なれた方の服装はやはり素敵でした。お背の高いイギリス紳士のような花眼さんが、見えました。「どうぞよろしくお願い申し上げます」遠くの、あのお背の高い方は甘辛城主さまでは・・?。 やはりそうでした。さわやかな あんみつ姫さまもご一緒でした。「お世話になります」

 いよいよ、出国手続き・・。
そこで、穏やかな笑顔のYKOMAさんとやっとチャーミングな沙羅さんに会うことができました。

 とんぼさんは、一足さきに、安房守さんは、後から釜山にいらっしゃるとのこと。 成田から出発組の皆さま、全員機内の人となりました。

 飛行機の窓から釜山が見えてきた。海に沢山の船が光っている。 高層アパートも見えます。緑があまり見当たりませんでした。 それは、雨が降らず水不足で田植えができないでいると後で知りました。

 いよいよ、日韓友好の旅が始まる。好が深まりますように・・。緊張と期待の釜山の第一歩を踏み出した。 

ムーミンママ記