WPC EXPO 2002 参加ご報告

☆ その1 準備編


東洋最大といわれている「WPC・EXPO・2002」が今年も日経BP社主催で「ブロードバンド時代−ユビキタス・ネット社会を拓く」と銘打って開催され、メロウ楽部は昨年に引き続き今年も参加しました。

開催期間は、2002年10月16日(水)〜10月19日(土) でしたが、メロウ倶楽部は、この2日目の17日、10時〜13時に登場しました。

準備の段階で、すべてスムーズに進んだわけではありませんが、さすがメロウ倶楽部、やはり各方面から注目されました。

メロウ倶楽部の出し物の特徴は
 ・ たくさんの方々がいろいろな形で参加したこと
 ・ 「倶楽部の内部の皆様の力の結束」 と 「広く他のネット等や
  海外との交流を」 の両方に貢献する内容としたことにあると思います。 

当日の会場には−−−
メロウ倶楽部のユニフォームのティーシャツを着た23名のサポーターが定刻前からぞくぞく集まってきました。

ご来場の方々へメロウのイベントへの参加を呼びかけたり ・写真撮影 ・機器のチェックとサポーターの皆様は大忙しの一日でした。
  
我々のコーナーのある「アクティブ・シニア・ゾーン」(デジタル寺子屋)の展示コーナーには、全国の会員さんの傑作 ・ ご労作のイラストをもとに
『写楽』さんが作成された、ティーシャツやウチワが見事に飾られて、ご来場の方々の注目を集めていました。

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会場に展示された各地会員の作品


☆ その2 出し物編


* メロウ倶楽部の出し物

 1.日韓交流自動翻訳チャット

 これは、先ず、YKOMAさん作成による「ビデオ」により、ご来場の方々に当倶楽部の国際交流の歴史など、ここに至る経緯をわかりやすく説明いたしました。

 そのあと、あんみつ姫さんより、自動翻訳チャットのやり方についての説明がありました。

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日韓自動翻訳の講師 : あんみつ姫さん

引き続き、会場の方々が実際にチャットに参加されました。
海外とのチャットはおろか、いわゆるチャットそのものの経験がまったくない方が多く、質問に即時に返事が返ってくる 「チャットの不思議さ」 に感じ入っておられました。

マン・ツー・マンで付き添ったサポーターの方々の適切なサポートで皆さんも、すぐになれて、どんどん書き込んでいらっしゃいました。

韓国からはRockyさんが、会場の皆さんお一人お一人のお相手をしてくださいました。Rockyさん、ありがとうございました。

時々、多少ぎこちない日本語になるところが、また 「自動 翻訳」 らしく参加者やギャラリーの興味を引いたようでした。

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会場で日韓自動翻訳チャットを楽しむ方々


さて、日韓自動翻訳チャットの次は−−−
 
・ かれいさんの 「ペイントでイラストを描こう」 です。

ご存知のように、この出し物は2ヶ月以上前から、各地の地区グループの皆様とご一緒に備をしていたものです。そして、当日の同じ時間帯に関西・福岡の会場でも同時に勉強会が開かれていたのです。

関西 ・ 福岡会場での同時進行による勉強会風景
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関西ゲンキープ会場
福岡会場


「簡単なイラストが描けたら、どんなに楽しいだろう。」 しかも、特別なソフトを用意しなくても、どのウインドウズ ・パソコンにも入っている 「ペイント」 だけで、さらに、このなかの「図形描画機能」を中心にして描くことができたら −−− という我々の無理なお願いに、かれいさんが見事応えてくださいました。

かれいさんが、会場のスクリーンに可愛い 「うさぎさん」 を描くと会場のあちこちの目が画面に吸い寄せられます。

会場では、まずは、かれいさん・朝湖さん合作のビデオで 「お絵かきの手順の説明」 があり、そのあと、かれいさんから、ソフトタッチでやさしいご指導がありました。

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お絵かき教室の講師 : かれいさん


サポターの熱心なアドバイスで、ご参加の皆様は全員、ご自分の作品を完成させ、プリントしてお持ち帰りになりました。 「孫に早く見せたい」 とおっしゃっていらっしゃった方もあったとか。

会場の方々が製作に取り組んでおられる間に、メロウ倶楽部の会員さんの作品紹介をしました。あらかじめ、かれいさんが、倶楽部のサイトにアップしてくださった教材で勉強された、福岡・関西・神奈川の皆さんから作品が寄せられた作品です。

それだけではありません。関西グループでパソコンの勉強のお手伝いをしている 「有料老人ホーム・サンセール香里園」 の方、さらに、メロウ倶楽部のお友達ネットの栃木県の 「那須シニアネット」 からもたくさんの作品をお寄せいただきました。

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有料老人ホーム ・ サンセール香里園


これらの作品は、岡部のさんが、きれいにまとめて 「スライドショー用のCD−R」 に作ってくださいました。これを会場の皆さんにごらんに入れますと 「あらっ」 「素敵」 「すごい」 という歓声が聞こえました。

☆ その3 各地の交流編


そのあとは、各地区の会場との交流です。

福岡と那須の皆さんとNTTドコモのFOMAという最新式の動画の送受信が可能な携帯電話を使って交流しました。

機械に不慣れだったこともあり、思うような交流はできませんでしたが、福岡の会場のスクリーンにアップで写った、ありやさんのニコニコ顔が印象的でした。ありやさんは、たくさんの素晴らしい作品をお寄せくださっています。(ちなみに、この会員のページ ・ トップの 「秋の味覚」のカットも、ありやさんの作品です。)

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会員のページを飾った ありやさんの作品 「秋の味覚」


なお、残念ながら、機器の関係で、関西グループとの交流はできませんでした。関西の皆さん、ごめんなさいね。

☆ サポーターの活躍

その間も、サポーターは大活躍です。

・ ご来場の方々へメロウ倶楽部のイベントへの参加を呼びかける。
・ 参加者をサポートトする。
・ 会場風景・講義・参加者の表情などの写真を撮影する。
・ 撮影した写真をDOZEさんへ送信する。

(DOZEさんが、受信された写真をレタッチして 「WPC交流広場」 のサイトへあげて くださいました。) DOZEさん、ありがとうございました。

・ 総務・会計ご担当の方々も後方支援に大忙しでした。

☆ ま と め


まず、事業企画担当の私の力不足に加え、メロウ倶楽部主催のイベントではないこと、会場の設備その他、必ずしも我々が期待していた通りでなかったこともあり、いろいろご期待に添えなかった面があったことを、深くお詫び申し上げます。

ただ、このイベントに参加したことで、メロウ倶楽部の存在が、また一段と注目を浴びたことは事実です。メディアからの取材・専門家からの照会もいくつかありました。

こういうことが、アクティブな新入会員の増加につながることを期待しています。昨年も 「ぱそまる」 「ワールドエキスポ」 でメロウ倶楽部の存在を知り、入会してくださった方がたくさんありました。

終わりに当りまして・・・・

・ ビッグサイトのサポーターの皆様
・ 各地会場へお集まりいただいた皆様
・ 個性的で、楽しい、優れたイラストをお寄せいただいた皆様
・ 後方でサポートして下さった、準備委員の皆様、岡部のさん、DOZEさん、
・ 韓国から、日韓翻訳チャットに出ていただきました Rockyさん、をはじめ、
  このイベントを支え、協力してくださいました多くの皆様へ厚く御礼申し
 上げます。

メロウ倶楽部 : マーチャン 記