著者は東京都に住む歯科医である。 鉄道(JR)全部に乗ったという本はあるが、ロープウェイ全部まとめた本はない。 以前に読んだ本でも、立山ロープウェイや信濃大町のトロリーバスなどの乗り物にふれて、でもこういう乗り物を制覇するのは大変骨が折れるから自分は放棄するというようなことが書いてあった。 JR制覇というケースは多いが、私鉄や第三セクターの鉄道を全部ということにチャレンジしている人もいるようである。
私も乗ったことのあるのは 函館山ロープウェイ、藻岩山ロープウェイ、旭岳ロープウェイ、身延山ロープウェイ、宮島ロープウェイ、眉山ロープウェイ くらいである。この本に扱われているものの数%である。
筑波山ロープウェイは、ロープウェイとケーブルカーの二つの会社が合併したもので、この本で例外的に扱っているが、他のケーブルカーは扱っていないから、メロウ倶楽部の日韓交流会で利用した天橋立のケーブルカーなどは載っていない。
この本の著者は 「つまらないことに現を抜かしていないでそのエネルギーを歯科医師会のために使え」 と叱咤激励されているそうであるが、みなさんはどう思いますか。 人生こういう楽しみ方もありますが。
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