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[No.15841] 大活字本 投稿者:男爵  投稿日:2010/10/01(Fri) 07:35
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年をとると視力が低下して小さい文字が読みにくくなります。
それで虫眼鏡をいつも持っています。
「パ」なのか「バ」なのか判定する時に使います。
まあ文庫本は読めるから困るということは少ないのですが。

図書館に大活字本のコーナーがあります。
東京都の練馬区の図書館で、大活字本を見たのが最初で
気がつくと地元の図書館にも大活字本のコーナーがありました。
それから、池波正太郎の本を読んだのでした。

さて
ポピュラーミステリーワールド
このシリーズは推理小説ばかり。
鮎川哲也集を読んでみました。
 水難の相あり
 わるい風
 材木座の殺人
 結婚

話のすじには関係ないのですが
「城ヶ島の雨」で「舟はゆくゆく通り矢のはなを」という一節があります。

白秋は神奈川県三浦市三崎の向ヶ崎に移り住み、その対岸に城ヶ島がありました。
白秋はここから見える風景を元に「城ヶ島の雨」の歌詞をつくったわけです。
「通り矢」は地名だそうです。

大きな活字の本は読みやすく、一冊読むのに数時間で読めますから
達成感も確実にあじわえ、なかなかよい本です。
これからは大活字本が増えて、そのコーナーも充実してくるでしょう。