年をとると視力が低下して小さい文字が読みにくくなります。 それで虫眼鏡をいつも持っています。 「パ」なのか「バ」なのか判定する時に使います。 まあ文庫本は読めるから困るということは少ないのですが。
図書館に大活字本のコーナーがあります。 東京都の練馬区の図書館で、大活字本を見たのが最初で 気がつくと地元の図書館にも大活字本のコーナーがありました。 それから、池波正太郎の本を読んだのでした。
さて ポピュラーミステリーワールド このシリーズは推理小説ばかり。 鮎川哲也集を読んでみました。 水難の相あり わるい風 材木座の殺人 結婚
話のすじには関係ないのですが 「城ヶ島の雨」で「舟はゆくゆく通り矢のはなを」という一節があります。
白秋は神奈川県三浦市三崎の向ヶ崎に移り住み、その対岸に城ヶ島がありました。 白秋はここから見える風景を元に「城ヶ島の雨」の歌詞をつくったわけです。 「通り矢」は地名だそうです。
大きな活字の本は読みやすく、一冊読むのに数時間で読めますから 達成感も確実にあじわえ、なかなかよい本です。 これからは大活字本が増えて、そのコーナーも充実してくるでしょう。
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