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[No.15924] ガイジンに教わる日本や,日本語 投稿者:   投稿日:2010/10/14(Thu) 13:30
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 さいきん日本語のうまい外人が増え、いささか慌てふためいています。

 テレビなどでもよくお目にかかるロバート・キャンベルさんもそのひとりで、あるところで書いたエッセーのなかで幸田露伴の『努力論』を紹介しています。大体あっしは露伴などは敬して遠ざけているのに、この仁はわざわざ自分から近づいています。ま、それだけでもオドロキですが。

 だいたい、東大で日本近世史などを講じる大先生と自分を比較する方がおこがましいわけですが、露伴は同書中で仕合せになる方法としてこんなことを述べているらしい。つまり、幸福三説と云う。

 まず惜福、分福、植福の三つを考え、そのうちの分福を最上とする。簡単に言えば、すこし福を授かったら直ちにその福を他人に分かち与える。そうすれば、与えれられたほうもかならず、その福に報いる筈だというもの。

 使用人と雇い主で考えても、かならず、分かち与えた福が雇い主のところに戻って来るのだ、と。読後キャンベル氏はこれをいかにも日本人らしい発想だと思ったそうです。

 ところで、きょうもテレビである日本人のゲストが立派な大木を前にこんなことを云っていました。「なんか神々しい感じ。立ち寄りがたいですね。」それをいうなら、近づきがたいのほうがモアベターなような気がしますが…。(^_-)-☆

 もっと適切な表現があると思います。そこで、脇に折角日本語で飯を食ってるアナウンサーが附いているんだから「それは失礼ですが、こういったほうがいいんじゃありませんか。」などとアドバイスをしたらどうでしょうか。

 ガイジンがますます日本語使いの名人になって、日本人が相対的に日本語使いの落ちこぼれになって行くのは、見ていて何とも情けない思いがします。

 あっしなど、もう遠慮してる場合ではないと思うのですが。


[No.15925] Re: ガイジンに教わる日本や,日本語 投稿者:男爵  投稿日:2010/10/14(Thu) 16:38
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唐辛子紋次郎さん  こんにちは

>  さいきん日本語のうまい外人が増え、いささか慌てふためいています。
>
>  だいたい、東大で日本近世史などを講じる大先生と自分を比較する方がおこがましいわけですが、露伴は同書中で仕合せになる方法としてこんなことを述べているらしい。つまり、幸福三説と云う。

>  ....簡単に言えば、すこし福を授かったら直ちにその福を他人に分かち与える。そうすれば、与えれられたほうもかならず、その福に報いる筈だというもの。

渡部昇一がこれと同じことを本に書いています。

>  ガイジンがますます日本語使いの名人になって、日本人が相対的に日本語使いの落ちこぼれになって行くのは、見ていて何とも情けない思いがします。

特に若い日本人の日本語低下、こまったもんですね。
将来は暗い。
日本語上手の外国人に期待。

明日はお目にかかりましょう。


[No.15926] Re: ガイジンに教わる日本や,日本語 投稿者:   投稿日:2010/10/14(Thu) 18:32
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唐辛子紋次郎さん、男爵さん。まいど。
>
> >  さいきん日本語のうまい外人が増え、いささか慌てふためいています。

 日本語の発音は世界世界の言語の中でで、2番目に簡単という、説もあるので、
出て来ても、不思議ではないし、日本語が世界に通じる様になる第一歩として
ええこっちゃ、と思いまっけどーーー。

> >
> >  だいたい、東大で日本近世史などを講じる大先生と自分を比較する方がおこがましいわけですが、露伴は同書中で仕合せになる方法としてこんなことを述べているらしい。つまり、幸福三説と云う。
>
> >  ....簡単に言えば、すこし福を授かったら直ちにその福を他人に分かち与える。そうすれば、与えれられたほうもかならず、その福に報いる筈だというもの。
>
> 渡部昇一がこれと同じことを本に書いています。
>
> >  ガイジンがますます日本語使いの名人になって、日本人が相対的に日本語使いの落ちこぼれになって行くのは、見ていて何とも情けない思いがします。
>
> 特に若い日本人の日本語低下、こまったもんですね。
> 将来は暗い。
> 日本語上手の外国人に期待。

 日本語の授業で、作文の時間が減ってまへんやろか?
 同じ事で、ええ作文の時間も増やすべきや思いまんねんけどーー。

>
> 明日はお目にかかりましょう。

 ごゆっくり、お楽しみ下さい。

                     Ttoshichan in Kyouto-fu


[No.15927] Re: ガイジンに教わる日本や,日本語 投稿者:   投稿日:2010/10/14(Thu) 19:11
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   Toshichan さん、男爵さん。まいど。
> >
> > >  さいきん日本語のうまい外人が増え、いささか慌てふためいています。
>
>  日本語の発音は世界世界の言語の中でで、2番目に簡単という、説もあるので、
> 出て来ても、不思議ではないし、日本語が世界に通じる様になる第一歩として
> ええこっちゃ、と思いまっけどーーー。

 発音だけやおまへんで。日本語の難しいのは助詞とか、敬語とか、漢字平仮名、片仮名などの表記法とか、じつに色々あります。「は」と「が」だけでもタイヘンでっせ。(-_-;)

> > >  だいたい、東大で日本近世史などを講じる大先生と自分を比較する方がおこがましいわけですが、露伴は同書中で仕合せになる方法としてこんなことを述べているらしい。つまり、幸福三説と云う。

 専攻は『日本近世史』やのうて、『日本近世文学』でした。すんまへん。

> > >  ....簡単に言えば、すこし福を授かったら直ちにその福を他人に分かち与える。そうすれば、与えれられたほうもかならず、その福に報いる筈だというもの。
> >
> > 渡部昇一がこれと同じことを本に書いています。
> >
> > >  ガイジンがますます日本語使いの名人になって、日本人が相対的に日本語使いの落ちこぼれになって行くのは、見ていて何とも情けない思いがします。
> >
> > 特に若い日本人の日本語低下、こまったもんですね。
> > 将来は暗い。
> > 日本語上手の外国人に期待。
>
>  日本語の授業で、作文の時間が減ってまへんやろか?
>  同じ事で、ええ作文の時間も増やすべきや思いまんねんけどーー。

 作文はたしかに大事ですね。むかしの小学生の「朝起きました。顔を洗い歯を磨き、それから朝ごはんを食べました。」式の作文でもマッタクやらないよりはずっとましだと思いますよ。

  ではまた。


[No.15928] Re: ガイジンに教わる日本や,日本語 投稿者:   投稿日:2010/10/14(Thu) 19:19
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  男爵さん みなさん、こんばんは。

> >  さいきん日本語のうまい外人が増え、いささか慌てふためいています。
> >
> >  だいたい、東大で日本近世文学などを講じる大先生と自分を比較する方がおこがましいわけですが、露伴は同書中で仕合せになる方法としてこんなことを述べているらしい。つまり、幸福三説と云う。
>
> >  ....簡単に言えば、すこし福を授かったら直ちにその福を他人に分かち与える。そうすれば、与えれられたほうもかならず、その福に報いる筈だというもの。

> 渡部昇一がこれと同じことを本に書いています。

 渡部昇一も露伴を読んだのかな。(^_-)-☆

> >  ガイジンがますます日本語使いの名人になって、日本人が相対的に日本語使いの落ちこぼれになって行くのは、見ていて何とも情けない思いがします。
>
> 特に若い日本人の日本語低下、こまったもんですね。
> 将来は暗い。
> 日本語上手の外国人に期待。

 世界中みんなが日本語をすらすら話せるようになれば、何もあっしらがえらい思いをしてねじり鉢巻をしてまで英語をやらなくて済む!

 ま、そらそうですけど、すぐは無理でしょう。この続きは金沢で!う〜ん、目が血走ってきたかも。鏡、鏡!(^_-)-☆
> 明日はお目にかかりましょう。


[No.15932] Re: ガイジンに教わる日本や,日本語 投稿者:男爵  投稿日:2010/10/15(Fri) 09:18
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 みなさん、こんにちは

> > 渡部昇一がこれと同じことを本に書いています。
>
>  渡部昇一も露伴を読んだのかな。(^_-)-☆

そうかもしれません。
機会があれば、渡部昇一の本をもう一度読み直してみます。

>  世界中みんなが日本語をすらすら話せるようになれば、何もあっしらがえらい思いをしてねじり鉢巻をしてまで英語をやらなくて済む!

それもそうですね。

>  ま、そらそうですけど、すぐは無理でしょう。この続きは金沢で!う〜ん、目が血走ってきたかも。鏡、鏡!(^_-)-☆

今夜ですね。
私はいま金沢郊外の温泉にいます。