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[No.16100] ツアーコンダクターになるには 投稿者:男爵  投稿日:2010/11/13(Sat) 06:55
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ぺりかん社の「なるにはBOOKS」シリーズの57

鈴木一吉編著
ツアーコンダクターになるには
適性と求められる能力
  お客さまの信頼を得られる人間的魅力と能力を

性格
 人から好感をもたれる性格、明るく、世話好きで、よく気がつき、誠実で、事務的・管理的な仕事もあるので、几帳面さや責任感の強さも必要である。
 次のような性格や考え方の人はツアーコンダクターには適さない。暗い人。身勝手な人。怒りっぽい人。めんどうくさがりやな人。自慢したがる人。自分の気持ちをすぐ態度に出す人。知識や技量さえあれば他人より優位だと思い込んでいる人。たんにお金を得るためにと割り切って働く人。自分の力量を自覚していない人。

幅広い教養
 英検二級以上は必要。ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、中国語などできるにこしたことはない。
 正しい日本語を話すことが必要である。敬語の使い方をふだんから身につけておくよう訓練すること。
 ツアコンダクターは、わが国はもちろん、世界各国の歴史や文化、政治情勢や経済問題のほかに、日常生活や習慣などについてのさまざまな教養も常識として求められる。

統率力・管理能力
 ツアー客の信頼が得られるツアーコンダクターでなければならない。
 トラブルがあったときはすばやく対応し、てきぱきと問題を処理するなど、沈着ですばやい決断力や実行力も必要とされる。
 トラブルが起きたときには、それぞれの関係機関の担当者としっかり事務的な交渉をし、ツアー客の権利や会社の責任を遂行しなければならない。

性別・体力
 女性のもつ、きめ細かな心づかい、気配りをうまく仕事に生かすことができる、女性に適した仕事のひとつといえる。
 時差を乗り越え、習慣・風俗の異なる国々へ旅行者を案内するので、体力や精神的な消耗は相当なものである。早朝・深夜の移動ともなればほとんど休む暇もなく、まして病人が出たりトラブルがおきれば、寝る時間さえないこともある。
年齢
 ある程度の社会経験が必要であるが、体力を必要とするため60歳以上の人には向かない。

収入は、3〜5年以上の経験を積んで年収200〜300万円
フリーのツアーコンダクターの場合力量に応じて旅行会社との間でツアー1回ごとに日当が決められる。平均2〜3万円程度である。


[No.16101] 日本語教師になるには 投稿者:男爵  投稿日:2010/11/13(Sat) 06:58
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ぺりかん社の「なるにはBOOKS」シリーズの84
日本語教師になるには

適性と心構え
多国籍の生徒たちに教える喜びと難しさ
求められる資質
・明るく、ユーモア・サービス精神にあふれている。
   役者のように 大きな身振り手振りで はっきりと言う あきさせない授業展開
・言語への興味と知識がある。
   日本語教師は外国語学学校で学んだ体験があるとよい。
・日本語を客観的に理解し、使う能力をもっている。
   日本語の方言 男言葉と女言葉 年齢や場面によって使い分ける言葉
   自分の言葉の癖を見つめなおし、学習者が使うべき言葉を効率よく教える必要がある。
・偏見をもたず、柔軟性がある。
   教師となると生徒をどうしても見下してしまう人もいる。みんなそれ相応の年齢に達しているので対人間として接することは当然である。
   「○○人だから」といって決めつけたりしてはならない。
・日本をよく知っている。
   生徒にとって日本語教師は日本人の代表である。茶道・武道などの伝統文化から、アニメやポップスミュージックなどの大衆文化、日本史と日本にかかわる世界史など幅広く知っていたほうがよい。

大切なのは「想像力」と「熱意」である。

国が違えば常識も違う。
 漢字の使う国の学生と、英語を使う国学生と、漢字・英語を両方とも使わない国の学生が混ざっている場合、不公平にならないよう教材を工夫したり、別に時間を割いて弱点を補ったりする。(超過時間サービス)
国によって常識も違うし、同じ国の学生でも個々の性格は異なる。、