著者の滝澤行雄は新潟大学医学部卒業で秋田大学名誉教授 だから 日本酒は飲むべしという考え方らしい。
酒飲みを元気にさせる内容 ・日本酒を愛飲する人は肝硬変になりにくい ・日本酒には発ガン抑制効果がある ・動脈硬化のリスクを軽減する ・虚血性心疾患の発症を予防する ・心筋梗塞の血液凝固防止に役立つ ・適度な飲酒は糖尿病患者の心疾患を予防する ・老化と痴呆の予防に役立つ ・日本酒には千種類以上の栄養素がたっぷり含まれている ・日本酒にはストレス発散効果がある ・骨粗しょう症のリスクを軽減する ・日本酒は胃液の分泌を高める名料理人 ・不眠症に有用である ・日本酒は、日本文化の結晶であり、日本酒に親しむほどに歴史、文化、地方、環境問題などへの知識も豊富となり、精神的に豊かな生活が広がる。
日本人の肝硬変の原因はウィルス性肝炎が7割である。 日本酒を飲めるくらいの体の元気な人は肝硬変になりにくいということらしい。
さくらももこによれば 発ガン抑制効果のあるのは日本酒だけでなく、静岡のお茶もそうである。
ほかの本にも書いてあるが ワインを全然飲まない人や飲みすぎる人にくらべて ワインを適量(1日に2〜3杯)に飲む人は心臓病やガンで死亡する割合が低い。
まことに結構な本であるが ほかの本にあったように 適量飲むことがその人に大切なことで、それは1日2合と決まっているものではない。 人によっては1合かもしれないし、2合かもしれない。 もしかしたら0.5号?
日本酒の名称と品質 吟醸酒、大吟醸酒は米、米こうじ、醸造アルコールを使用する。 純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒は米、米こうじを使用する。 本醸造酒、特別本醸造酒は米、米こうじ、醸造アルコールを使用する。 戦前の日本酒は米、米こうじでつくられていた。
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