これは毛糸製ですが、こんかい会員の部屋には独楽のヒナが登場しました。おとついだかは、またミニコミ誌にヒョウタンのお雛様の写真が載っているのを見つけました。
考えれば、まだまだ色々なヒナが作れるでしょう。でも、歴史を物語る昔ながらのお雛様は、どこかやはり違うようです。
実は先日、地元の歴博で「和宮ゆかりの雛飾り」という展示があり、ちょっと覗いてきました。この貴重なコレクションを数ある博物館のなかで、地元の館が入手したことは大変なことです。
展示品は大掛かりなものではありませんが、すべて和宮亡き後に鷹司、松平と受け継がれた品々です。
和宮の雛人形もたしかに一見の価値はありますが、紋爺の注目したのは雛道具(約80点)のほうです。非常に小さいものですが、これがとても精密なつくりなのです。
そこで思ったのは、今はやりのフィギュアなどは、ここにルーツがあるのではないかということでした。当時の工芸に携わる職人の技が光っています。
いまのフィギュアと大きく違うところは、5〜6センチに縮尺された机などに豪華な蒔絵などが施されているところです。硯箱などは手の中に入ってしまいそうな大きさなのに、チャンと硯や墨、水滴までが収納されていることもオドロキです。(@_@;)
同上展示は、4月3日限り。
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