画像サイズ: 816×612 (89kB) | > > 太宰治が「津軽」の取材旅行で > > 深浦に行ったとき泊まった宿。 > > いまは、ふかうら文学館となっています。 太宰は深浦に下りて 港を通り抜けて 町外れの円覚寺を見つけ 中に入って あまりの立派さに驚いています。
円覚寺を見物してから 宿に入ったり 東京の家族に葉書を出しています。
この宿で思いがけなく歓迎されたので(宿の主人は兄の友人だったのです) 後日 太宰は実家に家族を伴って疎開するとき わざわざ遠周りして五能線で 深浦まできて この宿に泊まります。 妻美知子は疲れていて早く金木に行きたかったのに太宰の飲みたい気持ちを知っているから我慢してついていきます。 |