終戦の日の昨晩、『硫黄島からの手紙』というテレビ番組を見たけれどもすぐに見る気がしなくなりました。 それでも20分くらいは我慢していたけれども遂にやめて寝てしまいました。 陸軍も海軍も中将閣下から兵卒まで帽子のかぶり方がアミダ。あれでは、日本軍じゃない! もうダメです。全体が虚構に思えて真実味が感じられなくなって寝てしまいました。 私等は軍隊に入る前、学校教練のときから帽子の被り方は厳しく、あんなかぶり方をしたら怒鳴られたり、ひっぱたかれたりしたはずです。正面写真を撮られる時だけに限って眉毛が見えるまで帽子のひさしを押し上げることになっていました。 現在、某人民共和国では最高級の将軍閣下以下、軍帽をアミダに被っているけれども威厳もカッコよさも感じません。手が届いたら直してやりたいくらい! 今朝起きたら、還暦差の孫娘に、「アメリカ人の監督とか戦争を知らない役者が演じたんだから、そんなことに捉われないで終いまで見れば面白かったのに、アメリカ人の日本人と違う捕らえ方が解って有益だった」とのたまわれました。
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