みなさん、こんにちは。
朴歯の下駄は旧制高校のシンボルのようですね。
話では金色夜叉や伊豆の踊子の主人公が、朴歯の下駄を履いていたようですが、明治/大正時代には普通だったのでしょうか?
私にとっては新制高校の初期に自分が履くまで見たことがありませんでした。 終戦後直ぐに、どこからか威勢の良い学生が田舎へ転校してきました。 彼が火付け役だったようで、瞬く間に学生の過半数が朴歯の下駄を履くようになりました。 勿論腰には手拭いです。
いま思うと旧制に憧れていた年頃なんですね。 戦死した叔父の残したマントも着て行きましたが、これは私一人でした。(^-^)
慣れない内は、田舎の峠道をあの下駄で歩くのは難しかったですね。 まして、遅刻しそうになって走るのですから大変でしたがいつの間にかそれが普通になりました。
巻脚絆から解放された足にはなんとも心地よい履き物でした。
その流行も数年で廃れたように思います。 共学になったせいでしょうか? (^-^) 女の子の関心を呼ばなかったに違いありません。
***** Pan *****
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