[No.1284]
ヒマツブシ(終戦記念日) 其の2
投稿者:BUP
投稿日:2010/08/15(Sun) 16:54
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暑いので、クーラー入れっぱなしで座敷で大の字になって昼寝をしてました。
突然、変なことを想い出しました。
実は、其の日の夜、自室で大泣きに泣いてしまったのです。
涙が目から溢れて、泣いても泣いても止まらないのです。
大声で泣いていたらしいです。
隣室の友人たちが心配して慰めに来てくれたくらいでした。
悲しくて泣いたわけでは御座いません。
口惜しくて、口惜しくて仕方がなかったのです。
俺は、こんなに一生懸命働いたのに・・・、どうして って言うわけで泣いていたのです。
一晩泣き続けたら、ケロッとして、戦争を負けたことも忘れてしまったようです。
それ以来、65年余り、泣いたことは御座いません。
親が死んでも、涙も出しませんでした。
仕事でも冷徹な男って言われ続けました。
多分、アノ夜に泣きつくして、涙が涸れてしまったのでしょう。
夏の昼寝の夢は良くありませんねぇ〜・・・。