大正の部屋  ー温故知新ー 
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[No.332] Re: 一文菓子屋 投稿者:   投稿日:2008/02/08(Fri) 22:06
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変蝠林さん、BUPさん、伸さん、こんばんは。

> 一文菓子屋は子供の集まり場所でしたね。しかし、中には親が厳しくて、
> そんなところへは足を踏み入れられない子供もいましたね。

 親が厳しいと言うわけでも無かったと思いますが、「買い食い」止められていました。一文菓子屋と言うものも街に無かったかも知れません。
 それでは菓子はどうやって手に入れていたのか?

 私の家では、年に3,4回高崎や前橋の菓子問屋が注文取りに来るので、そういう問屋から何種類か缶入りの菓子を買っていました。余りよく覚えていませんが、落雁とか五家宝とか煎餅、或いは菓子とはちょっと違いますが「干したかち栗」や「ホタテの貝柱」などが入った缶が、奥の部屋の棚の上に並んでいました。そして3時のおやつの時間になると、家族や来合わせた町の人達も交えてそういうお菓子取り出して、それを食べながらお茶を飲んで馬鹿話を楽しんでいました。

 私が今でも覚えているのは、学校から帰るとこっそり棚の缶から新高風船ガムや「かち栗」を一掴みポケットに忍ばせて、裏庭にあったブランコに乗りながらぼそぼそ食べていたことです。それからもう一つは、大嫌いだった床屋へ行くと、必ずご褒美に三ツ矢サイダーを飲ませてくれたことでした。

 




















 
                   


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