[No.395]
Re: 南方戦線の写真。
投稿者:変蝠林(1917-)
投稿日:2008/02/22(Fri) 14:07
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BUP 様
> これには想い出が御座います。
> 昭和19年か20年初頭の頃と思います、爪哇島のスラバヤより、バリ、フロレス、
大層な戦歴ですね。 でも生還されて良かった。
私は其の頃、米軍の杭州湾上陸に備えて石仏の大同から上海近郊の大倉鎮に南下
をして居りました。
或る夜非常呼集で完全軍装、駅まで十数キロを掛け足、待機の貨物列車に乗り南京
で昼の飯上げ中に彼のラジオ放送があったらしいのですが揚子江を渡って更に北上
途中新四軍の攻撃を数回受け都度停車応戦の為に前車列は山海関を過ぎて入満し
たのに天津で降ろされ年末まで完全軍装で郊外警備。
御蔭で満州入り即シベリア行きを免れ、更に軍需廠一杯の天津の事、日本軍管理下
毎日菓子煙草が山為して給与、タバコが高粱酒に化けてすっかり酒豪に・・・・・
蒋介石と毛澤東さんの御蔭と、塞翁が馬の采配は正に怪々、四十八キロの補充兵が
六拾キロになっての凱旋。
運命と言うものは正に異なものですね。
変蝠林(1917-)