[No.226]
つづき・現場も混乱しています
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投稿日:2010/02/22(Mon) 19:57
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続きです。
私は、銀行に勤めていましたので、その経験で考えてみました。
もし国税庁が「必ず添付書類を郵送するか持参する」ことに決めていたら
必ず「送り方」についての、説明があるはずだと思います。
(あるいは識別番号などが所定の位置に印刷された
「添付書類送付状」がプリントアウトされる仕組みになっているはずです)
そうでないと「添付書類」のみを郵送してこられたら現場は大変です。
送り主が、e-tax を送信済みなのか、どうかも分かりません。
源泉徴収票などは住所氏名がありますから、そこから調べていかねばなりません。
添付書類がバラバラになったらもっと大変です。
もし、入院費の領収証だけだったりすると宛先が「患者名」になっています。
納税申告者と姓も違う場合もあります。
オムツの領収書はレシートです。宛先はありません。
税務署はものすごく仕事が増えます。
それであればインターネットではなく「申告書と添付書類」を
一緒に送ってもらうほうがはるかにラクです。
「必ず添付書類を郵送するか持参する」ことに決めていたら困るのは納税者より
むしろ税務署のほうです。
国税庁のサイトには「省略することができます」とありますが、たぶんホンネは
「どうぞ、頼むから省略してください」だと思います。