暮のことでした。友人とお酒を呑みに行こうと約束して。 出かけるために下へ降りて、夫が丁度帰ってくるのを待ちました。
そこへ横から、自転車がドンとぶつかって。持っていた荷物は 1メートルも先にすっ飛び、私は寝るような形で転びました。 小学生くらいでしょうか、男の子が乗っていました。
飛んできた夫に起こしてもらい、立ちました。 先を走っていた男子のお父さんが、ドンという音に後ろを向き あわてて戻ってきました。 「大丈夫ですか?」と言いました。 「大丈夫のようです」と夫。警察沙汰などにしてはかわいそうと そのまま別れました。
腰が痛いような、足が痛いようなでしたが、夫に車で友人の待つ ところまで送ってもらったのです。
暮のことで医者は休み、正月が明けてから医院へ。先生に言われたことは、 「自転車での悪いところはないです。肩のあたりのほうが凝っているな」 でした。なんとなく腰や足がおかしいと思っていたので、来たのにと、 半分がっかり。でも何でもなくてよかったと感謝しました。
何年か前のことですが、怖かったです。
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