父によく言われたのは 泊まったホテルでは非常口を確認しておくこと。
さいわいまだホテル火事にはあったことはないのですが やはり用心はしたほうがよい。
非常口は緊急時には開けられるが、たいてい鍵がかかっていて 開けられるのか、あるいは開けたら非常階段が無事下まで続いているのかは その時になってみないとわかりません。
だいぶ前に リヨンのホテルでこの非常階段に続くドアが開いたので ドアを開けて、その踊り場から町の風景を見たりしました。 ところが部屋に戻ろうとドアを開けようとしてもドアが開きません。 ドアは一方にしか開かない構造だったのです。 さあ、大変 しかたなく非常階段を下りて外に出て 改めてフロントの前に行って事情を説明して それから部屋に入り直したことがあります。 同じようなことをハワイでやってしまって水着姿でフロントまで行った人がいましたが。
箱根のホテルで、やはり非常口から試しに出たら部屋に戻れなくなって こちらは広いホテルなので、苦労してやっと庭にたどり着いたが ホテルの玄関がわからず、あちこちうろうろして 苦労の末に自分のホテルの玄関を見つけたことがあります。 (いくつかのホテルが隣あわせの構造になっていて、通路とか庭とかがややこしく入り組んでいた) 浴衣姿のスリッパはきで数十分の散歩は秋だったので冷えました。
|