[No.124]
うっかり引っかかるところだった
投稿者:マーチャン
投稿日:2010/10/18(Mon) 20:52
[関連記事] |
我が家でご一緒にパソコンで遊んでいる70代の奥様のお話です。
ーーー主人が、オレもぼつぼつボケてきたな、
と言いながら出かけた少し後のことです。
電話がかかってきて「新宿の警察署の者ですが」というのです。
それが、若い男の人の声なのですが、
とても朴訥で、人の良さそうな、優しいおまわりさんという感じでした。
はじめは信用してしまいました。
ところが、話の内容を聞いていますと、
なんでも、うちの主人が銀行の通帳を落としたのを
保管しているからーーーということなのです。
そこで「ちょっとおかしいのでは」と思いはじめました。
だって、外出するときには「キャッシュカード」は持って歩くことはありますが
「銀行の通帳」は、用のあるとき以外は持って歩きませんわ。
しかも、どちらのお宅でも、取引銀行の支店は、自宅の近くでしょ。
(この奥様のお宅は、新宿から1時間以上かかります)
ちょっと不自然な気がしたのです。
それで「じきに主人が戻りますから、こちらから改めてお電話させます。
お電話番号を教えてください」といいますと「プツン」と電話が切れました。
というお話なのです。
はじめ信用したというのを除けば、この奥様、大変、冷静な判断力をお持ちです。
皆さんもそうでしょうが、パソコンをやる方は、しょっちゅうトラブルシューティング
をやらざるをえません。
それが「問題を冷静に考える」訓練になっているのでしょうか。
もし、そうならば、パソコン修業もムダではありませんね。