[No.250]
火事のシーズンが来ると
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投稿日:2010/11/13(Sat) 10:46
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おはようございます。
空気が乾燥してきました。
火事のシーズンが来ると5年前のことを思い出します。
我が住まいは、マンションと称する16階建ての西洋長屋です。
夕食の片付けの終わったころ「ピーピー。火災警報発生。全員避難してください」とのアナウンス。
しかし、7階の我が家からは火の手は見えない。
とにかく避難しましょーーーと廊下へ。
当然のことながらエレベータは使えない。歩きです。
台所着の上にジャケットを羽織っておさいふ入りのバッグだけはもって
なんとか建物の外出ました。
(後日わかったこの火事というかボヤの原因は、
商店階の入居者の方が、夜食にしようと、
ナマのさつまいもを何枚かのアルミ箔に包んで、電子レンジに入れ加熱したところ、
レンジの外まで火と煙がでて、火災探知機が作動したためとのことでした)
子供を抱いたママ、杖をついたお年寄り、みな歩道を二時間くらいうろうろして
消防の許可が出るまで外で待ちました。寒い夜でした。
夕食前の子供に、せめてコンビニのおでんでも買って食べさせてやりたいのに、
財布を忘れてきてーーーと言うお母さんもいました。
近くに住む息子に高齢のおじいちゃんを預かってもらうため
電話したいのにケータイを忘れてきたという方もいました。
「避難する」なんていう経験は誰でもしたくはないですが、
そんな時に備えて「何と何を持ち出す」かなど、
せめて「イメージトレーニング」だけでもしておきたいですね。