画像サイズ: 0×0 (0kB) | 尾上松也(おのうえまつや)の自主公演が日本橋劇場で行われている。 13日〜15日までの三日間だけど、さすがに最近、人気の出ている松也、 若い女性が多かった。
先月、コクーン劇場で勘九郎・七之助・松也で三人吉三が公演されていた。 テレビで三人が出演した時、松也の話が面白く若さで イキイキしていた事を覚えている。
自主公演は今回で6年目になる。 最近、歌舞伎会の若手は自主公演が多いが松也が6年前から 頑張っていたとは知らなかった。 【口上】 松也の声は会場一杯にとおり、凛として品が良い。
【双蝶々曲輪日記】(ふたつちょうちょうくるわにっき) 母と子の人情物。 異父兄弟が追われる身になり今生の別れを告げに母を尋ねる。 もう一人は役人。母は間に入り苦しむ。 役人の子はその母の思いに心痛み、逃がす。 【お祭り】 今や舞踊会では私は一番だと思う藤間勘十郎の振り付け。 鳶頭と若衆・芸者が華やかに舞、幕は降りる。
今回の自主公演、歌舞伎座公演とは物足りなさを感じたが、座長・松也に拍手を送る。
尾上松也はあまり知られていないが、尾上松助の御曹司だが 父・松助は尾上家の血筋ではなく、松緑の弟子だった。 しかし、松也がこれまでに成長して、父松助はあの世で喜んでいる事だろう〜
話は変わるが以前は梨園の遊び人トップは海老蔵だったが、 今は松也と噂されている。 「女遊びは芸肥やし」と言われるが、話題は豊富で背も高くフェイスも素敵。 モテるの確かだと思った。
これから先も芸を磨き、この古典芸能を世界中の人々に魅入して欲しい。 |