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[No.6682] 民博(みんぱく) 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/21(Thu) 06:36
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民博(みんぱく)
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国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

略称は民博(みんぱく)です。

よく間違えられるのは
千葉県の佐倉にある国立歴史民俗博物館で、こちらは通称、歴博(れきはく)と言われます。
佐倉のほうは日本人の民俗や歴史をあつかうのに対して
大阪の民族学博物館では、世界の民族のことをあつかっています。

展示は膨大なもので、じっくり見ていけば半日あっても足りないくらい。

唐辛子紋次郎さんからのお勧めもあり、ここで 国立民族学博物館の展示について紹介したいと思います。


さて
これは韓国のコーナーに展示されてあった花札です。

もともと韓国には花札はありませんでしたが、日本で働く人から持ち込まれたようです。
いまでは韓国人の大好きなゲームになってしまいました。

日本の花札に似ていますが少しだけ違います。韓国の花札にはハングル文字が書かれてあります。

新大久保の店で、韓国の花札を買ったことがあります。

炭坑や建設現場で働く人たちは花札が大好き。
だから、ダイナマイトの種類は花札の名が付けられているそうです。
 桐○号  松○号


[No.6687] Re: 民博(みんぱく) 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/22(Fri) 14:45
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Re: 民博(みんぱく)
画像サイズ: 750×613 (42kB)
> 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

> 佐倉のほうは日本人の民俗や歴史をあつかうのに対して
> 大阪の民族学博物館では、世界の民族のことをあつかっています。

「ウドン」と「オムライス」
どちらも日本から韓国に伝わったので
発音も同じです。

ここには展示がなかったのですが
「トンカツ」も韓国にあります。
しかし、トンカツのツの発音が韓国語にないのか
ソウルのトンカツ屋のハングル文字を読むと「トンカス」となっていたので
思わず笑ってしまいました。

なお、韓国にはタクアンとおでんもあります。
これらも、どうやら日本から伝わったもののようです。


[No.6688] 日本における移民 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/23(Sat) 05:00
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日本における移民
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> > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。
>
> > 佐倉のほうは日本人の民俗や歴史をあつかうのに対して
> > 大阪の民族学博物館では、世界の民族のことをあつかっています。

日本においても
他の民族が移住して、日本で生活しています。

たとえば、神戸や横浜の中華街
あるいは
新大久保のコリアンタウンや東南アジアの食品雑貨店
などに
異文化のかおりを見いだすことができます。


[No.6690] ブラジル雑貨店 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/24(Sun) 05:07
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ブラジル雑貨店
画像サイズ: 700×490 (81kB)
> 日本においても
> 他の民族が移住して、日本で生活しています。
>
> たとえば、神戸や横浜の中華街
> あるいは
> 新大久保のコリアンタウンや東南アジアの食品雑貨店

パネル板にあった
静岡県浜松市の駅前のブラジル雑貨店

ここにはたまに入って、飲み物や食べ物を買います。


[No.6693] Re: ブラジル雑貨店 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/25(Mon) 05:29
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Re: ブラジル雑貨店
画像サイズ: 700×611 (70kB)
> パネル板にあった
> 静岡県浜松市の駅前のブラジル雑貨店
>
> ここにはたまに入って、飲み物や食べ物を買います。

買ってきた商品の一部

ブラジルの国民食であるフェイジョアーダ・コンプレッタ
(feijoada completa) は
300年以上も前からある。
黒豆、豚肉、それにキャッサバを用いる。

たしか北杜夫もこれについて書いていた。

左のスナック菓子は一口食べてあわないから食べるのは止めました。


[No.6702] モアイ像 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/26(Tue) 05:13
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モアイ像
画像サイズ: 493×700 (57kB)
> > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

巨大なモアイ像です。

そういえば
渋谷駅に似たようなものがありましたね。

あれはモヤイ像で全然別の創作です。
http://www.joho.st/tokyo/shibuya/moyai.php


[No.6703] Re: モアイ像 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/26(Tue) 05:16
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Re: モアイ像
画像サイズ: 511×800 (65kB)
> > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。
>
> 巨大なモアイ像です。

横から見るとこうなります。

次は
モアイの鼻先に見える船について
紹介します。


[No.6706] アウトリガー 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/27(Wed) 05:33
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アウトリガー
画像サイズ: 700×525 (62kB)
> > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

> 次は
> モアイの鼻先に見える船について
> 紹介します。

これはアウトリガーつきのカヌーです。

アウトリガーは、安定のために船の脇につきだした浮きです。
 左側は大きな帆で、右につきだした先にアウトリガーが見えます。

陸上でも
クレーン車などの建設機械の両脇に転倒防止として
アウトリガーがつけられているのを見ることができます。

海上のカヌーや船の用語が、陸上の建設機械に転じてつけられた名前
こういう用例はほかにもあると思います。


[No.6707] Re: アウトリガー 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/27(Wed) 05:39
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Re: アウトリガー
画像サイズ: 700×433 (61kB)
> > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

> これはアウトリガーつきのカヌーです。

蛇足ながら
アウトリガーの説明を載せておきます。

アウトリガーつきのカヌーは大きなものですから
写真に撮るのが大変でした。

こんな大きなものを日本に持ち帰るのには
かなりの苦労があったことと思います。

この博物館には他にも搬入の困難さを推察されるようなものが
たくさんありました。

  引っ越しのピアノのように。


[No.6709] Re: アウトリガー 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/28(Thu) 05:39
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Re: アウトリガー
画像サイズ: 365×700 (30kB)
> > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

> > これはアウトリガーつきのカヌーです。

彼らは
アウトリガーつきのカヌーで南太平洋を
広い範囲で航海したのです。

その秘密は間切り(間切る)という操縦法。

ヨットの操縦に見られるように
風上に向かってジグザクに進む。
http://www.oceandictionary.jp/jjee/je-sub/je-navi/jenavim.html

「間切(まぎ)り」という言葉を知ったのは
児童文学の古典ともいえるランサムの「ツバメ号とアマゾン号」でした。
http://t-miz.cocolog-nifty.com/diary/2010/07/post-cf9d.html
 旧訳では「間切る」という訳語が使われていたが、新訳では「タック」「タッキング(tacking)」というカタカナが当てられている。

どうして風上に進めるのかという私の質問に対して
東京の海洋大学の先生は「ベルヌーイの定理」による
とだけしか答えてくれませんでした。

博物館の展示ではシャンティングとなっています。
(写真がみにくくてすみません)

シャンティングというのは、船が前後で同じ形をしており、常にアウトリガーを風上側にするものです。
http://blog.goo.ne.jp/goodblessyou/e/556e307a647df71d8b01173717dd4e0f
シャンティングとはタッキングとは違うものらしいが、専門すぎるから
このくらいでやめておきます。

博物館の展示もそこまで専門的ではありませんでした。
マニアに対してならいいが、一般の見学者には頭が痛くなる説明となりそうですから。

なにごともほどほどに。


[No.6710] Re: アウトリガー 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/28(Thu) 06:58
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Re: アウトリガー
画像サイズ: 800×640 (46kB)
> > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。
>
> > > これはアウトリガーつきのカヌーです。
>
> 彼らは
> アウトリガーつきのカヌーで南太平洋を
> 広い範囲で航海したのです。

これは博物館内の別の所に飾ってあった写真です。

手前がアウトリガーで
シングル・アウトリガーつきカヌーの全体がわかります。


[No.6711] 石蒸し焼き 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/29(Fri) 05:42
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石蒸し焼き
画像サイズ: 780×760 (80kB)
> > > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

太平洋の島の民族はナベなど使わないで
石を焼いて食べ物を調理して食べる。

まずたき火をして、石を焼く。

地面に掘った穴の中に焼き石をつめ、そのなかに主食のタロイモやヤムイモ、パンノキの実などをのせる。
魚、肉、野菜などのおかず類はココナツ・ミルクや塩で味つけして、タロイモの葉にくるんだ包みとして、やはり焼き石の上にのせる。

こうして食べ物を詰めた穴の上をバナナの葉で覆い、土をかぶせて熱が逃げないようにして、できあがるのを待つ。

こういう焼いた石の熱を利用して調理する方法は
日本の新潟県や秋田県に見られる「わっぱ煮」を思い出します。
http://www.mellow-club.org/cgibin/free_bbs/11-danwasitu/wforum.cgi?no=6718&reno=no&oya=6718&mode=msgview


[No.6714] ガラスのイコン 投稿者:男爵  投稿日:2014/08/30(Sat) 05:21
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ガラスのイコン
画像サイズ: 534×800 (78kB)
> > > > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

東欧に残るガラスのイコンです。
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/main/europe/04


ところで
この国立民族学博物館の展示は
全国の他の会場
たとえば
六本木の国立新美術館でも開催されたことがあります。
http://www.nact.jp/exhibition_special/2013/power_of_images/index.html
  イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる 

私はどこかで、この展示の案内を見たので記憶に残っています。

さてそれとは別ですが
こちらの国立新美術館の展示は今年見ました。
 魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展
http://www.nact.jp/exhibition_special/2014/Ballets_Russes/
 このとき「イメージの力」のポスターを見たのかもしれません。

ですから
その美術館に行けなくても
同じ展示を全国の会場を変えて移動展示をしていることがあり
そういうものを見たことがあります。

フェルメールの展示や外国の博物館の特別展示などは
何カ所かで開催すれば、海外の博物館や美術館にその貸出の費用を、複数の会場で分担するので、共同開催みたいなことは経済的な理由もあるのでしょう。

「イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる」は
遠くて大阪万博記念講演まで来られない人のために
東京で開催した特別展示だったわけです。


[No.6715] 新大陸の送り物 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/01(Mon) 18:31
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新大陸の送り物
画像サイズ: 600×800 (77kB)
> > > > > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

新大陸からヨーロッパにもたらされ、そして日本に伝わったもの。

カボチャ、ジャガイモ、トマト、トウガラシ、そしてインゲンマメ
サツマイモもあります。

いつか
ペルー展だったか南米の展示を国立科学博物館で見たことがありますが
ジャガイモやトマト等いろんなものがユーラシア大陸に伝わったことが文章で紹介されていました。

この民博ではさすがに具体的に豊富な資料で展示していました。

これらのものはヨーロッパやアジア、日本などで
その歴史、食文化をおおいに変えたのです。


[No.6716] インゲンマメ 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/01(Mon) 19:20
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インゲンマメ
画像サイズ: 530×700 (67kB)
> > > > > > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

インゲンマメは中南米原産。
16世紀末にヨーロッパを経由して中国に伝わり
明からの帰化僧・隠元隆gが日本に持ち込んだとされています。

だから
インゲンマメは中国原産ではない。

さて
隠元ですが
時代は中国が明から満州族の清にうつるころで
混乱を避けて多くの中国人が長崎に逃げてきました。
そして、その中には僧侶や学者らも多く、彼らは中国の最新の文化をもたらしたのです。

長崎の崇福寺の住職の席が空いたので、同じ長崎の興福寺住職が隠元を招きました。
隠元の来日は停滞していた日本の臨済宗各派に大いに刺激を与え
隠元の名声は四代将軍家綱にも届き、家綱の帰依を受け京都の宇治に黄檗山萬福寺を開いたのです。

ついでながら日本の禅宗は
栄西のひらいた臨済宗、道元の曹洞宗、そして隠元の黄檗宗です。


[No.6717] ジャガイモ 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/02(Tue) 19:57
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ジャガイモ
画像サイズ: 750×563 (73kB)
> > > > > > > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

ジャガイモは南米アンデス原産です。

長年にわたって品種改良した結果、我々はおいしいジャガイモが食べられて幸せ。

ヨーロッパもジャガイモのおかげで、どれだけたくさんの人間が救われたか。

料理でフレンチポテトとかジャーマンポテトといわれるジャガイモの揚げもの。
ヨーロッパでは、たいていステーキのかたわらにつきます。

ゆでたのもおいしいですね。

片栗粉は、カタクリの花の小さな球根からとるのではなく、ジャガイモ澱粉なのです。

展示された様々なジャガイモを見て、ずいぶん違うものだ、さすが民博と思いました。


[No.6719] サツマイモ 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/03(Wed) 16:26
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サツマイモ
画像サイズ: 800×769 (72kB)
> > > > > > > > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

サツマイモは中南米原産です。

名前の由来は薩摩から入ってきたかららしいが
肝心の鹿児島県では唐芋というらしい。
 (新大陸からきたトウガラシも唐辛子と書く)

サツマイモも日本人の食料として、多くの命を救った功績がある。

さて
新大陸からきたものとしてカボチャもある。
これはカンボジア経由だから、この名前がついたと言われている。

では、ジャガイモはというと
当時ジャカルタを拠点に活動したオランダ人によってもたらされので
「ジャガタラいも」→「ジャガイモ」 となったという説がある。

 ジャガタラお春という戦前の歌謡曲がありますね。
 「長崎物語」
http://duarbo.air-nifty.com/songs/2013/07/post-0803.html


[No.6721] カカオ 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/04(Thu) 08:16
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カカオ
画像サイズ: 382×750 (41kB)
> > > > > > > > > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

カカオの実ですね。

これからとれるカカオ豆は
ココアやチョコレートの原料です。

ものの本によると
カカオ豆を焙煎してすり潰したものを カカオマスといい
カカオマスから脂肪だけ分離したものが ココアバター(カカオバター)
脂肪をぬいて残ったものを粉にしたのが ココアパウダー。

ココアパウダーにお湯を注いで飲むとココアになるし
チョコレートは、いったん分けたココアパウダーにカカオバターを加え、さらに砂糖、ミルクなどを加えて作られるわけです。

南アメリカでは身分の高い人の特別の飲み物で高価だった。
スペインにもたらされたときは価値がわからなかったが、しだいに現地での飲料法がわかってくると現在のようなチョコレートが作られるようになった。
それにはオランダやイギリスなどで改良工夫の歴史があった。

食べるとすぐ元気の出るチョコレートは楽しい食べ物。


[No.6722] 中央アジアの帽子 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/04(Thu) 17:05
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中央アジアの帽子
画像サイズ: 800×600 (80kB)
> > > > > > > > > > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > > > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

中央アジアの様々な地域の各民族の帽子が並んでいます。

シルクロード研究者の加藤九祚先生たちが足で集めたのだと思われます。

いくつかの帽子は私も持っています。

ここには各民族の服や絨毯なども展示されてありました。


[No.6723] 世界の仮面 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/05(Fri) 05:27
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世界の仮面
画像サイズ: 800×797 (72kB)
> 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

> 略称は民博(みんぱく)です。

> 大阪の民族学博物館では、世界の民族のことをあつかっています。

> 展示は膨大なもので、じっくり見ていけば半日あっても足りないくらい。

> 唐辛子紋次郎さんからのお勧めもあり、ここで 国立民族学博物館の展示について紹介したいと思います。

世界の仮面

どうやら人間の考えることは同じようです。

 後列の左  インドネシアのバリ島のランダ
 後列の右  日本の獅子頭

 前列の左  メキシコの羊飼いの悪魔
 前列の中央 ボリビアのディアブロ
 前列の右  ルーマニアの越年祭のマスカ

世界の民族のことを研究している民博にとっては
こういうテーマは得意なようです。


[No.6725] ある本の翻訳 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/07(Sun) 15:57
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ある本の翻訳
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> > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

ある有名な本が世界各国で翻訳されています。

それを並べるとこんなふうになります。

> 世界の民族のことを研究している民博にとっては
> こういうテーマは得意なようです。

この本の翻訳のコレクションも民博の得意分野なのでしょう。

時間のある人は一冊ずつ手にとって読むことができます。

しかし
各展示室の展示を見ていると、あっという間に時間がすぎてしまうので
このコーナーで本をゆっくり見ていると、他のどこかを見る時間がなくなるかもしれません。


[No.6726] みんぱくには世界があつまっている 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/08(Mon) 05:30
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みんぱくには世界があつまっている
画像サイズ: 830×619 (42kB)
> > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

民博に入ると
廊下の壁にこんな絵が飾ってあります。

「みんぱくには世界があつまっている」

一通り見てから改めてこの絵を眺めると
たしかにこういう各地の展示があったなあと思います。

でも、中には見落としたのか、これはなかったと思うのがあったり
この絵には描いていないが展示されたものもたくさんあるのです。

民博の特徴を表す絵ではあります。


[No.6729] 太陽の塔 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/08(Mon) 17:34
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太陽の塔
画像サイズ: 720×790 (56kB)
> > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

民博に行くには
太陽の塔の後ろ側の道を歩いていきます。

岡本太郎の太陽の塔は
表側はゴチャゴチャして好きでないのですが
後から見るとスッキリしてなんとなく親しめます。

私にはピカチュウを連想します。


[No.6733] 韓国の聖家族像 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/09(Tue) 06:50
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韓国の聖家族像
画像サイズ: 346×800 (44kB)
> > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

韓国の聖家族像です。

これを見たとき
ドイツやフランスの教会で見た聖母マリアや聖人像の
姿形がその民族の心に直結していることを感じてしまいました。
 イタリアのマリアはイタリア人的、スペインのヨセフはスペイン人の顔。

おそらく
原始キリスト教のイエスたちの顔や着ている衣装は
我々の想像しているものとは違っているのでしょう。

人間はどうしても自分を中心にして
ものごとを考えるから
その結果、こういうことになってしまうのでしょう。

そして、それは新しい宗教や文化を受け入れるには
好都合なのでしょう。 親しみやすいから。

仏像がインドからシルクロードを伝わって
日本に来るまでに
途中の中国や朝鮮の影響があったのは自然なこと。


[No.6738] 蒸留器 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/10(Wed) 11:29
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蒸留器
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> > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

焼酎など蒸留酒をつくるときに使う
蒸留器です。

モンゴルの展示物にありました。

馬乳酒などのアルコール濃度の低いものから
蒸留して焼酎をつくるものです。

蒸留技術や蒸留酒はアラビア人が東南アジアに持ち込んで
それから元の時代に中国やモンゴルなどに伝わったようです。
(したがって、杜甫も李白も強い中国の白酒は知らなかったと思います)

焼酎は、アラビア語で「アラク」と呼ばれたので「あらき酒」と日本でも言っていたようです。
 そこで、この蒸留器を「ランビキ(蘭引)」と言っていました。

上野の国立科学博物館の医学展にも「ランビキ」は展示されてありました。

下にもとになる馬乳酒をおいて温めると、沸点の低いアルコールから先に蒸発します。
それを上に冷たい水をおいておいて冷やして液体になったアルコールを集めるのです。


[No.6742] 影絵 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/11(Thu) 16:18
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影絵
画像サイズ: 800×608 (78kB)
> > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

インドネシアの影絵の人形です。

この影絵は
映画のシーンで見たことがあります。

こちらなど見ればイメージがわくと思います。
http://hanajoss.net/sub3wayang.html


[No.6743] インスタントラーメン 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/11(Thu) 16:33
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インスタントラーメン
画像サイズ: 749×663 (83kB)
> > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

インスタントラーメンです。

日本人の発明。

その後、とくにアジアで各民族向けの味が追求され
こんなに出回っているようです。

イスラム圏のものはハラールといって、イスラム教徒が食べてもいい食べ物です。
通常は、彼らはそうではない(日本や韓国の)インスタントラーメンは食べません。

https://www.nissin.com/jp/products/brands/chikinramen/


[No.6752] すごろく 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/12(Fri) 05:54
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すごろく
画像サイズ: 710×524 (79kB)
> > > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

当時は
「少女世界」という雑誌があったのでしょう。

右書きです。

小唄レヴュー抒情双六
  岩田専太郎の絵。


[No.6753] ブリキの玩具 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/12(Fri) 05:56
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ブリキの玩具
画像サイズ: 800×600 (45kB)
> > > > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

ブリキの玩具がいっぱい。

なかなか精巧なものなので
当時でも値段が高かったのでしょう。


[No.6754] みんぱくおもちゃ博覧会 投稿者:男爵  投稿日:2014/09/12(Fri) 12:53
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みんぱくおもちゃ博覧会
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> > > > > > > > > > > 国立民族学博物館は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。
> > > > > > > > > > > 民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っていますが、さまざまな研究スタッフがいて、それらの研究者の著書は多いです。

ちょうど
みんぱくおもちゃ博覧会
という企画展をしていました。

ブリキのおもちゃやお面や
カルタや双六や福笑いもありました。

けん玉に挑戦する人もいました。

ウルトラマンや仮面ライダーや鉄腕アトムや女の子の人形なども
いっぱい飾ってありました。

これらの懐かしいおもちゃの展示は
佐倉の歴博でもあつかってよさそうなものです。

さて
しばらく続いた民博の展示の紹介でしたが
ひとまず終わります。

紹介したいものはまだまだあります。

また機会がありましたら
ほかのものを紹介してみたいと思います。