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[No.6705] 夏祭り 投稿者:あや  投稿日:2014/08/26(Tue) 17:17
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  人垣のくずれて神輿立て直す

  トラックに乗せて団地の祭りかな


団地の六階に住んでいます。笛と太鼓の音が近づいて来たのでベランダから見ると、
小型トラックに乗せた神輿がそろそろと動いていました。この辺りはまだ畑があって
田舎だと思っていたのですが、なぜか車に乗ったお御輿なのです。

羽田空港の近くに住む友人に誘われて、お祭りに何度か行ったことがあります。
空港の中に近隣の町内の十何台かが勢揃いする様子は壮観でした。現代を象徴する
飛行機、その爆音と離発着を目の当たりにする中に神輿を見るのは、そこだけがタイム
マシンで昔に引き戻されたような感じがします。

そこから産業道路まで競い合って神輿は進みます。それぞれ町内の特色のあるのぼりや
ちょうちんを前にして、威勢のいい掛け声とともに担いで行き、決められた所で揉むの
ですが、それはみごとなものです。

担ぎ手には若い女性も多くなりました。友人の町内のお御輿について歩きながら自分も
担いでいるように興奮してしまいます。そして揉まれた神輿が集まった人垣の中に倒れ
込んでくるような気がし、人々が思わず崩れるように後退をした瞬間、神輿は立て直し
ていました。そんな間近に神輿を見ることはまれになってしまいました。

私は大森の生まれで、この羽田とは隣という所に住んでいたことがあり、小、中学校は
そこで過ごしたのですが、お祭りには友だちと連れ立ち、今日はお稲荷さま、貴船さま、
今夜は弁天さよ、などと、貝殻の捨てられて真っ白になった道を、大きなわら屋根の軒
下を、花の咲く原っぱを、川の土手を走り抜けたことを懐かしく思います。

平成8年ころのことですが、今でも羽田空港から、産業道路までも神輿担ぎがあるのか
どうかわかりません。友人も歳を取ってしまって、年賀状くらいの付き合いになって
しまったのです。長い道のりを、神輿とともに歩き、時には担ぎ手や見物人と会話してと、
とてもいい思い出となっています。今、どうしているでしょうか?


[No.6718] Re: 夏祭り 投稿者:唐辛子紋次郎  投稿日:2014/09/02(Tue) 20:56
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 あやさん、こんばんは。
                          

>   人垣のくずれて神輿立て直す
>
>   トラックに乗せて団地の祭りかな

 さっそく得意の俳句ですね。さっすが〜。

 あやさんが、夏祭りと云う題でここへ書いているのが気になっていましたが、チョット例の件(^_-)で忙しく、それが一段落したので、先ほど読ませて頂きました。

 あれっ、夏まつりって、もう暦の上じゃ秋に近いような気もして、手帳を繰ってみたら、うちの団地のお祭りは、先々月の終わりでした。たしか、7月20、21だったはず。

 2,3日前、町(市のことですが)のお祭りのポスターを見掛けましたが、夏でなく『秋祭り』のでした。もっとも、実際にやるのは10月のはじめですが…。やはり、交通を遮断したりするので早めに、ポスターで知らせるのでしょうね。

 この方は町(市)でやるので、各町ごとに山車を繰り出し、とても賑やです。山車にはそれぞれ、日本武尊や、関羽、八幡太郎などの大きな人形がのっています。

 神輿も立派で、享保のころ、江戸の職人が10人がかりで作ったといわれています。

 ただ最近は何かというとロックで、ロックソーランにフラダンスなど聞くと、どうしても、時代を感じてしまいます。また、当地には、野狐台という所がありますが、ここらの連中はみな、キツネの面をかぶって踊るのです。

 最近、道路の電柱などを取り払ったので、屋台を回すのが楽になったようです。それに国際化の時代だけあって、露店も、トルコ人のシシカバブ屋、インド人のカレーの店、中国人の饅頭の店などが、日本人の店の間に、何軒も割り込んでやっています。


[No.6720] Re: 夏祭り 投稿者:あや  投稿日:2014/09/03(Wed) 19:58
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紋次郎さん、こんばんは!

>  あやさんが、夏祭りと云う題でここへ書いているのが気になっていましたが、チョット例の件(^_-)で忙しく、それが一段落したので、先ほど読ませて頂きました。
>

お忙しいところを、お読みくださってありがとうございます。

> >   人垣のくずれて神輿立て直す
> >
> >   トラックに乗せて団地の祭りかな
>
>  さっそく得意の俳句ですね。さっすが〜。

古い俳句です。
俳句を入れた文章を書くことが好きなのです。

このあとのことは「談話室」へ書き込みますので、ごらんください。