Panさん、多摩のけんさん、こんにちは。> > これ、映画化されたのですか! 知りませんでした。> > 私はその本の事を知りませんでした! 私も、映画は見たのですが、本の存在を知りませんでした。多分、ほとんど小説を読まない七君の目に入らなかったのでしょう。手元には「大人のほうがてこずる算数 一日一問」有田八州穂著 すばる舎 があります、結構面白いですよ。
あっしが先日訪問したばかりの東京は上野公園でも、ヒトスジシマ蚊の出現が伝えられる今日このごろ、生来鈍感なあっしでさえ、これは容易ならざる事態に立ち至ったと、認識を新たにしました。だいたい、「蚊學ノ書」に出て来る、奥本大三郎のように、鳥居清倍や大窪詩仏など浮世絵や漢詩の世界に遊び、また荷風の俳諧に思いを馳せたりするといった、氏の云う『蚊鳥風月』の世界にどっぷり浸かっている余裕など、これはあってはならないことなのである。いずれも蚊にまつわる文芸である。もっとも、これが、まつわるだからいいような紋で、反対に、蚊にまつわられるのでは、困るのである。(-.-) そこで、いま思い出したことがあるので、ここへチョット追蚊する。ウナギを絶滅危惧種へ追いやったあの、平賀源内の友人、蜀山人、大田南畝だが、かれが松平定信を揶揄したものに「蚊ほど五月蠅きものはない ぶんぶん(文武)と夜も眠れず」というのがある。 これを見てあっしはまた、例の大発見。京大の森和俊教授の貰ったラスカー賞ほどではないが、自分では大した紋だと思っている。それは、 蚊というのは、前に書いたが、ハエ目(糸角亜目)カ科の昆虫で、いわば、ハエの親戚。で、南畝の落首に戻ると、ここでも、ウルサイという字に『五月蠅い』が当てられている。蚊と蠅の結束。これはまさに、 東西軌を一にしている、と云っていいのではないか。そこで蛇足だが、 ウルサイというのは、五月蠅いだけではない。現代言語セミナーの調べでは、これが11もある。これを全部書くと大抵、写し間違えだの、なんだかが生じる恐れがあるので、ここでは、その内のいくつかを紹介するのにとどめる。やはり蠅を使うのが多いが、他に懊悩い、可煩い、煩瑣い、これらは何となく分かる気もするが、騒さい、紛さい、煩冗い、などは説明がないと読めないであろう。 ちなみに、こうした国語破壊者の名をあげると、漱石、鏡花、風葉、草平、中村真一郎と云った文豪やそれに類する人たちである。(-.-) 世に漱石ファンや、鏡花ファンも多いことと思うが、読者の皆さんにお願いがある。それは、気の弱いあっしに対し、それマジイ?おいおい、それマジ蚊よー?などと詰問しないで欲しいのだ。 (おわり)
Panさん & 多摩のけんさん、こんにちは!> > これ、映画化されたのですか! 知りませんでした。> > 私はその本の事を知りませんでした! > > 今「博士が愛した数式」で検索したら、映画の事が簡単ですが出ていました。> > それを読んで大筋は思い出しました。(^-^)> > 数学と聞くだけで蕁麻疹の出る人でもこの映画は面白いと思いますよ。> > http://urx.nu/c8TJ > > 寺尾聰さんが主役でDVDも簡単に入手できそうです。 私は面白いと思いました。ツタヤで借りて観て、今いる施設での映写会でも観て面白いと思ったので、以前住んでいた地区の町内会の集まりにももっていって映写会をしました(*^-^*)・・・どう受け取ったかは不明ですが・・・。まや
多摩のけんさん、こんにちは。> これ、映画化されたのですか! 知りませんでした。 私はその本の事を知りませんでした! 今「博士が愛した数式」で検索したら、映画の事が簡単ですが出ていました。 それを読んで大筋は思い出しました。(^-^) 数学と聞くだけで蕁麻疹の出る人でもこの映画は面白いと思いますよ。 http://urx.nu/c8TJ 寺尾聰さんが主役でDVDも簡単に入手できそうです。> 数学は「情緒」が大きな要素であることは、私は今回初めてしりました。> 今までは、数学は計算をする、無機質な学問とおもっていました。 数学に大事なのでは無く、人間にとって大事なものと云う意味だと思います。 ***** Pan *****
Panさん、こんにちは。>「博士が愛した数式」と言う映画を見たことも思い出しましたが、> 中身は思い出せません。(^-^) これ、映画化されたのですか! 知りませんでした。 小説を読んでも難しい数式が出てきて、驚きましたが、小川洋子さんが彼女の文学的センスで それを素人の読者にも理解できるような表現にしていました。 しかし、活字だから難しい数式も印刷できるし、読者もじっくりと時間をかけて読むことができますが、 映画のように流れていくメディアでは、どのように表現するのでしょうかね。 >数学と云えば咄嗟に思い出すのは「岡 潔」先生です。 >学生時代に直接或いは間接的にあの先生の言葉に触れることが> 多かったので「数学の美しさ」と云う言葉だけは染みついています。 岡 潔 先生に直接触れる機会があったのですか! それは凄い! >岡先生は「情緒」「前頭葉」の事も良く話題になさっていました。>他は殆ど忘れていました。 数学は「情緒」が大きな要素であることは、私は今回初めてしりました。 今までは、数学は計算をする、無機質な学問とおもっていました。 とにかく「文集」に相応しい話題かどうかを気にしながら、このような話題は読んで下さる人はいない だろうと思いはがら、書き続けてきました。 お読みくださってありがとうございました。 多摩のけん
多摩のけんさん、こんにちは。 殆ど意識から消えていた数学の世界で遊ばせて頂きました。 聞き始めのことも多く、ついて行けないことが殆どでした。 「博士が愛した数式」と言う映画を見たことも思い出しましたが、中身は思い出せません。(^-^) 数学と云えば咄嗟に思い出すのは「岡 潔」先生です。 学生時代に直接或いは間接的にあの先生の言葉に触れることが多かったので「数学の美しさ」と云う言葉だけは染みついています。 岡先生は「情緒」「前頭葉」の事も良く話題になさっていました。 他は殆ど忘れていました。<素数>>何しろ、630万桁以上になるそうだ。 ウ〜ン、自然数が無限に続くのだから素数も無限にあるかと、何の気なしに思ったのですが、それを証明するまでは、そうとは断言出来ないことに気が付きました。 この部屋は簡単な感想だけ書く部屋らしいのでこの辺にしておきます。 ***** Pan *****
画像サイズ: 640×480 (58kB)謝辞難しい数学を平易に解説して下さった、藤原正彦先生、小川洋子さんに厚く御礼申し上げます。また、私の下手な文章にお付き合い下さった読者の皆様の忍耐力に敬意を表す次第です。何か感想のレスをつけて下さると、書いた者として、これ以上の喜びはございません。 多摩のけん
画像サイズ: 377×559 (14kB)22.「オイラーの公式」レオンハルト・オイラー(1707年 - 1783年:数学者・物理学者、天文学者、スイス生れ)の有名な公式である。自然対数の底eの虚数i乗、円周率π乗したものに「1」を足すと「0」になる、と言うのである。これが何を意味するのか、凡人にはサッパリ分からないが、公式としては美しい。1を足して0になるところが何とも言えない。 蛇足:自然対数の底 e = 2.71828 18284 59045 23536 02874 71352 以下無限美しい公式が出てきたところで、終ることにします。 おわり
画像サイズ: 640×480 (44kB)21.「醜い定理2」これも藤原先生が発見した定理である。数字「1729」の各桁を足すと19になる。19を逆転して91とし、これに元の19をかける。 91×19=1729 (元の数字)「1458」も同じ性質を持つ。1より大きな数で、このような性質を持つような数は、どんな大きな数になっても、上記に2個しかない。 つづく
画像サイズ: 640×480 (33kB)20.「醜い定理1」掲示した題に反する公式である。1以外の数字で各桁の数字の3乗を足すと元の数字に戻る数字は、何桁であろうと153、370、371、407の4個だけである。これは、藤原正彦先生が発見した定理である。何故、これが醜いのか私には分からないが、藤原先生がご自身で醜いと仰っているのである。数学者のセンスで、そのように感じるのであろう。 つづく