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[No.6928] いいことが重なって感謝 投稿者:あや  投稿日:2014/12/09(Tue) 11:27
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ひさしぶりにちょっと時間ができたことで、弟の家に行くことにした。6か月、
いや7か月にもなるだろうか。そんな1日のことを書いてみました。お読みください。

弟は難病となり歩くのに支障があり、エレベーターがないこともあって、4階から
1階に転居した。
その4階がなかなか売れずにいたが、「売れたよー」と電話があった。「よかったー」
と思ったのは言うまでもない。そんな弟宅へ行くこともできない日々を送っている私。
何カ月ぶりかで行くことにして、今日となったのだ。
夫が店へ11時までに行くと言うので、夫の店のある駅まで乗せてもらうことにして
出かけた。そこからJRに乗り換えた。駅のデパートで海鮮チラシ寿司を買って持って行った。
煮てくれた肉じゃがと一緒に食べて、そのあとデザートを食べながらコーヒーを飲み
一息ついていたところへ、グループホームの職員から電話が入った。そこに住むYさん
の右胸に赤いあざのようなものがあると言うのだ。午前中は活動ホームからかかりつけ
の医院へ行ったら、専門の医院を紹介されたので、そこへ行くと言う。

そんなことで、15時30分から18時まで入ってもらえないかという依頼だった。
彼女が泊まりなのだが、医院から戻れないからのことだった。私は時間に間に合うよう
に行かれるので承知した。職員は明日も泊まりとなることで、19時までいることにも
した。
そのあとすぐに弟宅を出た。15時前にはグループホームへ着いた。記録を読み、食事
表を見て、買い物に出かけた。
夕食を作ると言っても、何にしていいか迷う。クリームチューにしようかと思ったら、
昨夜はカレーとなっていたので止めにした。一昨日は魚、その前は肉。「まぁ、おでん
にでもするか」と思った。おでんにするといっても温めれば済むものを買ってきたに
過ぎない。それにかぼちゃの煮つけ、大根・白菜・油揚のみそ汁、バナナ半分づつとした。
今日のYさん専用につくヘルパーは夕食を食べる人なのだ。出来合いのものみたい
な夕食にがまんしていただくことにした。

Kさんが一番に帰って来て、彼女だけが入浴となるので、その介助のヘルパーが1時間
いた。
17時過ぎて、活動ホームの職員に送られて帰って来たYさん。車いす生活になってい
るので昇降機で階段を上げるのに大変だった。ダイニングに落ち着いたとき、ヘルパー
と一緒にYさんの右胸を見たら、左わきから、乳房、その下と大きく真っ赤になってい
た。病名は覚えていないが、正式な結果は後日になるようだ。Yさんの反応はまったく
ない。会話ができない人なので、痛いのか、かゆいのかさへも言えないのだ。

18時から食事となった。いつも私のことをぎゃぁぎゃぁ言うTさん、着ていたコート
も脱ごうとしない。言うと怒る。でも、やがて脱いでくれた。みそ汁、かぼちゃ、バナ
ナは食べないと押しやる。好きでないこともあるのだとう。でもご飯と、おでんは食べ
てくれた。
Kさんはにこにこして食べていた。終ると、食器を流しに運び、
「ごちそうさま」とテレビの前に行った。
Yさんは早い食べかただった。その間もスプーンを動かし、前に置いてあるバナナ
を「ちょうだい」と言うように指していたのはおかしかった。
「デザートよ、ご飯終ったらね」と言ったりした。

食べ終わり、食器を洗い19時を少し回ったが、やって来た職員と引き継ぎ、家へ
戻った。19時40分頃のことだった。
夫は20時の戻りと言っていたが、20時40分になった。食事はすべて昨日の残りで
済ませた。2人暮らしなんてそんなことになる時もあるのだ。

夫を待ちながら、久しぶりに乗せてもらった車のこと。何カ月振りかに弟に逢うことが
できたこと。グループホームのこと、この年齢になって、まだ役に立てることを感謝した。
それと同時に10500歩は歩いたことはうれしかった。それというのは、横浜市の
ウオーキングポイント(歩行計をつけて)に参加しているので、毎日の歩行数が気に
なる
のだ。
                          2014年12月5日