猛暑が続き、いよいよ夏のシーズンに突入のようです。
夏の暑さは堪らないが、堪らないものがもう一つあるのです。 それが蚊なんです。どういう訳か、私は蚊に好かれるようなのです。 他の人と一緒にいても、他の人は蚊は寄ってこないよ。たいしたと ないよとけろっとして平気で庭や畑仕事をしている。
こちらは大変。3分で刺されていて、すぐにむずがゆくなっていて 気付く。動いていると少し頻度は落ちるが刺される。だから、公園 などを歩いていても刺される。写真を撮ろうと止まると大変。気付 いたらあちこち腫れている。痒くて痒くて。
それで、長時間庭に出たり畑に行く時は、防備を完全にして行くこ とにした。肌が出るところをなくす。どうしても出るところ虫除け 剤を塗る。腰に蚊取り線香をぶらさげ。更に電池式のファン付きの ノーマットの腕輪を付ける。足は、足首の靴下1枚では、上から 刺しに来るので長靴にする。シャツもTシャツくらいでは、汗を かくと上から刺してくる。
何年か工夫して、最近やっと蚊に刺されずに作業できる方法を確立 したので。
ところで、同じような不満を口にする人がいて、相談すると、似た ようなことをして、腰に蚊取り線香をぶらさげていたりしていて、 お互いに思わず笑ってしまった。
昔は、子供の頃はこんなことなかったよなあという話になった。 そもそも蚊の種類が違う。昔はイエカで、形は大きく、ブーン と大きな羽音を立てて飛んでくるのですぐに分かった。しかも、 動作はのろく、ブーンと腕に止まったリしても、止まってからやおら 刺しに来るので、その瞬間を狙ってパッチンすると退治できた。 血を吸っていて、パッチンで血だらけになったものだ。
最近の蚊はヤブカ。縞があり、小さくてすごく敏捷。音も小さくて 気付きにくい。風が吹いていても苦にせず飛んで来る。スーッと 音無で飛んで来て、肌に止まると同時に、もう仕事と済ませている。 とんでもなく憎たらしい奴。こちらは、目が弱ってきているので、 小さく素早い動作に付いて行けず、すぐ見失ってしまう。パッチン する機会が滅多になくなってしまった。悔しくてならない。
ところで、蚊に好かれる者とそうでない者とどこに差があるのだろ うか?
蚊は二酸化炭素(炭酸ガス)が好きだから、そのガスを沢山出す奴 だろうと。つまり、新陳代謝が大きい奴? 確かにそれには該当す る。しかし、それだけかな? もっと蚊に好かれる奴を連れてきて、 一緒にいれば、蚊はそちらに行ってくれるだろうか?
暑さが続く中、そんなことを考えながら庭を眺めている。あの花は 風で倒されそうだけどなあ。
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