最近カレーライスを作っていない。カレーライスの素は自然食を使っていることで、 市販のものと多少味がちがう。 夫は「うまくないなー。もっとうまいものを作れ、辛い物がいい」など言うので、 作っていなかったのだ。
1日から昨日3日までは朝から夜まで、会議、町内の行事の資料作り、ボランティ アなどで過ごしてしまった。 今日も会館へ行き、お茶部会の資料作りなどした。15時には終えて帰って来た。 帰ってくると、夫はいて、 「バスで途中まで行き、土手を中山へ歩こう」など言いだした。珍しいことなので バス時間を調べたがなかった。駅までのバス乗り、川の土手へ出て歩くことにした。
西日を前にしての土手歩きは辛かったが、夫が歩くなど言うので、うれしく何も言 えなかった。かなり歩いたところで、体の調子が悪くなってきたのか、バスで帰る と言いだした。 バスに乗って帰って来たが、2時間弱のことだったがよかった。
帰って来て夜食の仕度となった。時間もなく、カレーライスにしてみようと玉ねぎ、 と豚肉を炒め、人参、ピーマン、茄子を入れた。なぜか具が少なく感じられたので、 長ネギを半分加えた。長ネギなんていまだかって入れたことはない。それでも少な い。いつもは箱に書かれた野菜の量を見てやるのだが見なかったのだ。
何か追加するものはないかと冷凍室を覗いた。そこに半分ほど使った、北海道産= ミックスベジタブルの袋があった。これでも大丈夫だろうと、読むと、かぼちゃ、 じゃがいも、スイートコーンと書かれていた。初めて買ったものだが、サラダに入 れたりしたのだった。 それを鍋に入れながら、かき混ぜ様子を見た。これでいいかというところでおしま いにした。
「飯はまだか」など言い、珍しくテーブルに着いた夫、歩いて来たのでお腹が空い たのかと思った。 「ごはんがまだ炊けないわ。もう少し待って」と言いながらテーブルの仕度をした。 よその家では、カレーの時のおかずはどんなものを出すのだろうと思いながら、福 神漬け、とまとの薄切り、小松菜の浸し、スープを並べた。
夫は、美味いも、不味いも言わず、もくもくと食べてくれた。いつもの具の入れ方 とまったくちがう感じでやったが成功だったと思った。おいしかった。 じゃがいもを入れない方が好きらしい夫、じゃがいもを入れないことでなおよかっ たのかも知れないと思った。
今日は5日、今18時になろうとしている。今夜も昨日のカレーの残りを食べるこ とにしようと何も準備をしていなかったが、4階の方から、差し入れがあった。
「初物の里芋を煮たわ、まだ小さいけど」と持って来て下さった。料理が上手で、 夫は絶賛している方なのだ。 一つ食べてみたがなんとも言えない柔らかさと味であった。私はこのようには煮る ことができない。 カレーライスだが、いい添え物になってくれるとうれしかった。 2016−10−05
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