[掲示板へもどる]
一括表示

[No.7828] 伊勢物語&今昔物語 投稿者:男爵  投稿日:2017/03/23(Thu) 07:36
[関連記事

伊勢物語&今昔物語
画像サイズ: 700×553 (66kB)
前に俵万智の伊勢物語を読んだが
この本は児童向き 絵が多くて、解説が丁寧。

石崎洋司:伊勢物語

 在原業平  38歳
  祖父は天皇、父が親王(平城天皇の息子)、母は内親王(桓武天皇の娘)

 藤原高子(たかいこ)  18歳
  藤原良房は父の弟 清和天皇の后になると決まっている。 子は陽成天皇
  同母兄である摂政藤原基経とは仲が悪かった。

 清和天皇  9歳

主人公の業平は高子をおぶって駆け落ちするが
途中に鬼が現れ高子は連れ去られてしまう。
(高子の兄たちが取り返した 業平にしたら鬼のしわざ)

しかし、こんなに年の差があったなんて。

   −−−−−

令丈ヒロ子:今昔物語

浮気男の失敗
 「私の女房はみにくい顔で品は悪い」きれいな女に言い寄ったが 殴られる男
   (実は殴った女は妻だった  マンガですね)

芋がゆをふるまった将軍 敦賀までの道は遠い 狐が将軍屋敷に伝言する。
 (食べ放題といっても、あまりにも多すぎると食欲がなくなる)

羅城門の老婆
  (芥川龍之介の創作を思い出す)

悪人の改心  僧侶から悪人でも救われると聞いて、西へどんどん進み、7日歩き続けた。
  阿弥陀仏の声を聞いて感動し倒れた源太夫
   (親鸞の講和を無学のものにもやさしく説いたのだろう)

      〜   〜

小沢昭一の日本の放浪芸は、放送大学にもあった。
 長野往生寺の絵解き  のぞきからくり(佐倉の博物館にあった)
  越後の瞽女(ごぜ)はもういない?
 演歌師 角兵衛獅子 飴売り唄  金多豆蔵人形芝居(五所川原)
 香具師(寅さんの名調子)  節談説教(仏教界でも見直される)
  漫才は各地で活躍

明治村村長だった小沢昭一は、遊廓の再現を熱望したが実現せず。

    ☆   ☆

五木寛之:下山の思想
 山は登るときより降りるときが危険。マッターホルン最初の登頂者も下山で事故
 いま日本は右下がり 下山の気持ちで行こう。
  秋から冬へ、冬から春へ 季節の変わり目に風邪をひく。体調管理の大切さに気がついたのでした。
  

子供の本も時には勉強になります。
今日も図書館へ行きましょう。