画像サイズ: 700×553 (66kB) | 前に俵万智の伊勢物語を読んだが この本は児童向き 絵が多くて、解説が丁寧。
石崎洋司:伊勢物語
在原業平 38歳 祖父は天皇、父が親王(平城天皇の息子)、母は内親王(桓武天皇の娘)
藤原高子(たかいこ) 18歳 藤原良房は父の弟 清和天皇の后になると決まっている。 子は陽成天皇 同母兄である摂政藤原基経とは仲が悪かった。
清和天皇 9歳
主人公の業平は高子をおぶって駆け落ちするが 途中に鬼が現れ高子は連れ去られてしまう。 (高子の兄たちが取り返した 業平にしたら鬼のしわざ)
しかし、こんなに年の差があったなんて。
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令丈ヒロ子:今昔物語
浮気男の失敗 「私の女房はみにくい顔で品は悪い」きれいな女に言い寄ったが 殴られる男 (実は殴った女は妻だった マンガですね)
芋がゆをふるまった将軍 敦賀までの道は遠い 狐が将軍屋敷に伝言する。 (食べ放題といっても、あまりにも多すぎると食欲がなくなる)
羅城門の老婆 (芥川龍之介の創作を思い出す)
悪人の改心 僧侶から悪人でも救われると聞いて、西へどんどん進み、7日歩き続けた。 阿弥陀仏の声を聞いて感動し倒れた源太夫 (親鸞の講和を無学のものにもやさしく説いたのだろう)
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小沢昭一の日本の放浪芸は、放送大学にもあった。 長野往生寺の絵解き のぞきからくり(佐倉の博物館にあった) 越後の瞽女(ごぜ)はもういない? 演歌師 角兵衛獅子 飴売り唄 金多豆蔵人形芝居(五所川原) 香具師(寅さんの名調子) 節談説教(仏教界でも見直される) 漫才は各地で活躍
明治村村長だった小沢昭一は、遊廓の再現を熱望したが実現せず。
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五木寛之:下山の思想 山は登るときより降りるときが危険。マッターホルン最初の登頂者も下山で事故 いま日本は右下がり 下山の気持ちで行こう。 秋から冬へ、冬から春へ 季節の変わり目に風邪をひく。体調管理の大切さに気がついたのでした。
子供の本も時には勉強になります。 今日も図書館へ行きましょう。 |