画像サイズ: 600×450 (49kB) | 宇治には 源氏物語ミュージアムがあります。 http://www.uji-genji.jp/
源氏物語については色々な思い出があります。 ・大学の時に講読した若紫 ・コミック本「あさきゆめみし」作者の苦労 ・源氏物語サイトで知った千葉の方のミュージカル参加の話題 などなど
そして、あやさんからいただいた源氏物語(現代語訳)セットを読んでから 与謝野源氏、瀬戸内源氏、田辺源氏なども読みました。
白兎山人さんたちと一緒に韓国慶州の南山の石仏巡りをしたとき 私が源氏物語を読んでいると言ったら 同行した女性から 「不倫の人の訳した源氏物語など読まないで」と言われました。
円地文子訳ならよかったのでしょうか。
与謝野晶子も瀬戸内寂聴も恋愛に生きた人たちで(妻から夫を奪ったり、愛のため家族を捨てたり) 平穏な家庭で家族となごやかにすごす一般の主婦たちとは違ったから。
しかし 華麗な光源氏の一生を考えるなら 自分の心の中の感情を大切に生きた一生だったので (もし光源氏が自分の近くにいたのなら、つぎつぎ起こる出来事にこちらが翻弄されそう) 平凡な人にはなかなか理解できない、ついていけない出来事も多かったから 瀬戸内寂聴のような激情家、人の迷惑も考えないような作家の方が 源氏物語の翻訳には適していたかもしれません。
あさきゆめみし バイリンガル版もあるみたい。 http://eigomanga.org/tale-of-genji |