画像サイズ: 490×323 (82kB) | ここに一枚の絵ハガキがあります。これはミュンヒェンのお土産屋で買ったものですが、変わっているのは景色でなく、言葉が印刷してあることです。
あっしはバイエルン地方は初めてだが、オーストリアは前にも来ているので、こちらでは「今日は」は、「グーテン・タク」と云わないことは知っていた。
バイエルンの方言では、しかしオーストリアのように「グリュス・ゴット」と云わないことを、絵葉書に教わった。「グリャス・ディ」とかいうようだ。
「アイラブユー」をドイツ語で、「イッヒリーベディッヒ」というのは、昔は日本では、誰でも知っていましたが、バイエルンでは「イモグディ」で、全然違います。「さよなら」は「アウフヴィーダーゼーエン」ではなくて、「フィアッドディ」だそうです。
面白いのは、「ビール1リットル入りを頼む」が、ドイツ語では、アインリタービア、(ビッテ)」と3語になりますが、バイエルンでは「アマス」と非常に短いのです。これじゃ誰にも覚えやすいのでつい、飲みすぎになるのではないでしょうか。
もっとも、事情通によれば、実際には世代によっても、若い人なぞには、方言を使わないで標準語を使うひとが、ケッコウ多いようですが…。 |