画像サイズ: 776×574 (86kB) | 海外旅行に行ったことのある土地を舞台にした 推理小説を読むのは楽しい。
行ったことのない場所だとイメージも沸かない。
さて、山村美紗のシンガポールを舞台にした推理小説を読んだ。 この小説の書かれた頃から十数年後に現地に行ったのだが やはり現地を知っていると小説の面白さも増す。
同じ著者の香港、マカオを舞台にした推理小説も読んだが こちらも実際に、香港やマカオに行ったので 旅行を思い出しながら読むと楽しさが倍増する。
著者は現地に行ったから、中国語で書かれたメニューもメモしてきたのだろう。 サンドイッチ:三文治 バタートースト:牛油多士
香港のビクトリア・ピークの乗り物のことも出ていた。
マカオでは、聖ポール天主堂跡がやはり出てくる。 17世紀のはじめに、日本のキリシタンが協力して建設したという天主堂 しかし1835年に火事で消失し、今は正面の壁面しか残っていない。
ということで いつか香港やマカオの旅行記を書いてみましょう。
日本国内を舞台にした推理小説も したがって自分で旅行したところが舞台、あるいはこれから旅行に行くところが舞台で事前知識の収集として読むことがある。
推理小説がきっかけで、その地を旅行することもある。
小説に書かれた時期と今は状況が違って 夜行列車もなくなったり、廃線になった鉄道もある。 駅弁ももはや売られなくなったり、反対に新幹線ができて、ローカル線が寸断された場所もある。
というわけで時代を感じたり、一種の地理歴史の勉強にもなるのです。 |