[No.7942]
学校のほかにも先生はいる
投稿者:男爵
投稿日:2017/09/26(Tue) 12:47
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永六輔:学校のほかにも先生はいる
”きゅうすけ”という言葉がある。
煎餅や飴を作っているうちに
壊れたり欠けたりして
ちゃんとした商品にならなかったものを集めて
袋に詰めて売る。
これが”きゅうすけ”である。
煎餅で、こわれたものばかり集めて、袋で売っている商品があります。
その由来は、久助。
吉野葛のことを別名で久助葛ともいう。
だから、葛と屑を同じ読みで連想させているのだ。
久助さんが作った葛が最高の葛だった。
(最高の屑でも、いいじゃないか)
言葉の遊びとしても奥が深い。
私はまだ”きゅうすけ”という商品を見たことがない。
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交差点で目の見えない人のために
音楽が流れている。
「とおりゃんせ」
著者が叔母と一緒に歩いていると
叔母の怒ること、怒ること。
音楽の途中でブツッと切れてしまうのが
失礼だ、というのだ。
「とおりゃんせ」と誘っておきながら
時間が来るといきなり音楽が切れてしまっては
目の不自由な方は歩きながら
どうしてよいか途方に暮れる。
目の見える人が考えたのだろう。
目の見えない人に相談するとか、意見を聞いたらよかったのに?
もう時間がないんだな、と分かるように音楽のテンポを早くするとか
工夫があるでしょう、と叔母は言うのだ。
しかし、注意して町を歩くと
もう信号が変わりますよという事前案内の
「とうりゃんせ」と違うメロディが流れていた。
同じような苦情が寄せられて
改良したらしい。
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子どものころ 親しんだ歌の歌詞を
全然違うように記憶していて
この年齢になって初めて気がついた
ということがよくある。
「仰げば尊し......思えばいと疾(と)し、この年月」
↓
なぜ 糸と死 なのか?
浦島太郎の「帰ってみればこはいかに」
「帰ってみれば怖い蟹」と思っていた著者の友人
「ドングリコロコロ ドングリコ」
これを「丼ころころ、丼こ」と信じていたS氏
と著者は書いているけれど、上げ足とるつもりはないが
正しい歌詞は
「どんぐりころころ どんぶりこ」なのです。
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/donguri.html