カラオケなどで、得意な曲を「十八番(おはこ)」といいますね。十八番が何故一番得意な曲なのでしょう?そして、何故それを「おはこ」と言うのでしょう?日本の伝統的な芸術「歌舞伎」の名門、市川團十郎の成駒屋で、代々伝えられてきた得意の演目、「勧進帳」、「鳴神」、「助六」、「暫」など18演題を大切に木箱にしまっておいたのです。そこから、得意なものを「十八番」「おはこ」と言うようになったのです。 「漢字なるほど雑学辞典」 日本博学倶楽部 PHP文庫 多摩のけん