画像サイズ: 490×389 (75kB) | 多摩のけんさん、みなさん、
ひげといえばやはり、ひげ文字ですね。むかしドイツでは『ひげ文字』を使っていた。あっしらの教科書もたぶん、ひげ文字だったと思う。
参考書も、ひげ文字だったから。これは、ライプツィッヒで発行されたレクラム文庫版のハイネの「歌の本」で、あっしなど、見てもチンプンカンプンで分からないけれど、青春の思い出に大事にしています。
発行所のあるライプツィッヒへも、行ったのですが、ひげ文字の本はもう売っていませんでした。
もう一つ、おまけ。ドイツのハンミュンデンという町に、傑作な医者がいて、国中を巡業。100人以上の芸人を引き連れて、口上入りで街頭などで医療行為をしたり、自家製のくすりを売って歩いた。とつぜん、あっしの脳裏をオイチニの薬売りのイメージが掠める。
何がひげ、と思われた方へ。この床屋医師、名前がアイゼンバルト。日本語に直すと、鉄ひげ博士。もちろん、博士号などもってはいない。
20世紀の初頭、博士の「あっしは鉄ひげ博士です」というCМソングが、ドイツ全土で大流行したというから、ほんとうにスゴイ。
ここには、博士の彫像や、からくり人形まであるらしい。そう聞くと是非一度行ってみたくなった。(^O^)/
写真はレクラム文庫「歌の本」ひげ文字で印刷されています。 |