しばらく前、多摩のけんさんがこの部屋で、台風だとか土左衛門など森羅万象についてそのうんちくを傾けておられました。
そこでと云うわけではないのですが、みなさん、これをご存じでしょうか?
作家の瀬戸内晴美さんが小説を書くだけでなく、じつは坊さんでもあることを知らぬ人は今ではもういないと思いますが、あの文豪、夏目漱石も実は同じで、創作をする傍ら、僧衣を着ては弔いのあった家を丹念に回り、朗々とお経を唱えていたことを知る人は少ないと思います。
『漱石』は正直な話、広い世間には、これを聞いて、笑い転げるひとも、あるかも知れませんが、『僧籍』の誤植だったのです。ご本尊はもちろん、出版界は長い年月の間、まんまと読者を騙し続けてきたわけです。もし、これが事実とするなら、その罪は、たいへん重いと思います。
以上に対し、直ちに賛意を表したいと思われる方は、ご面倒ですがすぐ、ぽちっ!とやって頂きたいのです。
ハ〜イ、誰もおりませんね。やっぱり。ではまた、その内。
〜紋次郎あらため、ガセ野ネタ夫〜
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