[No.217]
Re: 河童が覗いたといれまんだら など
投稿者:
投稿日:2011/11/23(Wed) 23:24
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七君さん、スレッドのみなさん、こんばんは。
あっしの今もっているのは、「河童が覗いたインド」です。表紙はタージ・マハールの俯瞰図と正面図です。
こういう人の旅行にはカメラは不要ですね。目が顕微鏡のような紋ですから。
お巡りさんが泡食って、おっとり刀で飛んできそうな彫像もばっちり写してありますし、列車やホテルの天井取っ払い図があるかと思えば、森の木の幹からぶら下がってる珍妙な郵便ポストの図や、10ルピー紙幣に至っては、実に精密に画いてあるので、そのまま市場で使っても怪しまれないような、見事な出来栄えです。
2ページぶち抜きの『アジャンタの全景』などは、山の小さなひだひだが一つの手抜きもなく、すべて描きこまれていますし。
そういえば、インドは細密画の本家でしたね。でも、これって『インド人もびっくり』じゃないでしょうかね。
あっしは以前、「河童が覗いたヨーロッパ」も持っていたのですが、いまは手元にありません。あれも、たしかに面白かったし、読みながら、ぺージをめくるたびに感嘆の吐息を漏らしていました。(@_@;)