画像サイズ: 530×298 (46kB) | もう一冊子どもみたいな私ですが?
「花さき山」これもすぐそばにおいてあります。 なぜ、このような本を求めることになったのか 覚えがないのです。だって36年前のことですから!
斉藤隆介・作 滝平二郎・絵 ものがたり絵本・全国学校図書館協議会選定図書 岩崎書店 1975年4月30日 第24刷発行
となっている。始まりは、
おどろくんでない。 おらは この山に ひとりで すんでいる ばばだ。山ンばと いうものも おる。
となっていて、
あや。おまえは たった十の おなゴわらし だども、しっかりもんだから、 おらなんど おっかなくはねぇべ。
と「あや」が出てくる。
この花は、ふもとの 村の にんげんが、 やさしいことを ひとつすると ひとつ さく。 あや、おまえの あしもとに さいている 赤い花 それは、 おまえが きのう さかせた 花だ。
ということから、「あや」が貧乏な家庭に生まれ、 自分は着るものを我慢して、妹に買ってやってくれと 親に言ったことが、やさしいことをしたんだと 「山ンば」とに言われるのである。
そんななんともいえない、「あや」と「山ンば」の やりとりに感じ入る、私なのだ。
もう寝なくては明日に差し支えると思いながら、 写真も撮ってみました、表紙です。 |