[No.1]
思い出す本
投稿者:男爵
投稿日:2011/10/31(Mon) 12:37
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子供の頃に読んだ本で思い出すのは
いただいた本で題名は忘れてしまいましたが
二反長 半(にたんおさ なかば)の物語です。
「じぶんだけならよかろうと、そうしたからでありました」
という言葉だけ覚えています。
ある人が村を去る時、村人がその人に世話になったことを感謝して
みんなで一杯ずつ家から酒を持ち寄って、用意したカメに入れて、その人にプレゼントしたわけです。
さて、みんなに見送られて、なんとか夜に宿に着いたとき、みんなから送られた
その酒を飲んでみようと思って、そのカメを出して、一口飲んだところ、水だったのでした。
「じぶんだけならよかろうと」ほかの人がお酒を入れると思って、水を入れたら
実はみんな同じことを考えていたということなのでしょう。
ほかに覚えているのは
少年雑誌に出ていた物語とか伝記です。
ああ無情
べートーベンの生涯
中学生の時に読んだのは
トムソーヤの冒険
若草物語
失われた世界
どういうものか
漫画は読みやすいのに
物語や小説はなかなか読みたい気持ちがわかず
苦労して一冊の本を読み終えたものでした。