[No.408]
Re: ドイツ文学におけるオタク考
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/04(Sun) 07:49
[関連記事] |
> 「おたく」について
> ★「おたく」族考 ドイツ語の教授の文章から
> そんなことを考えるようになったのも、このところ毎年のように「若きヴェルテル
> の悩み」、「みずうみ」、「トニオ・クレエゲル」の3作とつきあってきたからだ。
これを読んでから
シュトルムの「みずうみ」を図書館から借りて読んでみた。
奥の書庫に保管されている本を係員は持ってきてくれた。
北ドイツの冬のすっかり凍った湖の上を歩くと
足元に氷にとざされた湖の中の世界が見える
というのが印象的だった。
「トニオ・クレエゲル」は北杜夫の愛読書である。
この小説の舞台となったリューベックの町を歩く北杜夫の心境は
どんなに感激したものだったろうか。