[No.494]
フランクフルトの細道
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/08(Thu) 21:13
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荒木忠男:フランクフルトの細道、サイマル出版会
ドイツの美術や文学に造形の深い著者の本。
フランクフルト美術館散歩
ヤン・ファン・アイク シュテーデル美術館
「ルッカのマドンナ」
このオランダの名画をフランクフルト市長がオランダ王ウィルヘルム二世の競売で買い求めた。
ティシュバイン シュテーデル美術館
「ローマのカンパーニャのゲーテ」
この本によると、ゲーテのティシュバインに対する評価は初めは良かったが徐々に悪くなり、イタリア滞在が終わるころはもう相手にしないぐらいになった。
ホルバイン ダルムシュタット宮廷美術館
「ダルムシュタットのマドンナ」
モデルは画家の愛人という。
この絵で儲けようと考えたオランダの画商は似絵を作り、それは結局ドレスデン王のものとなった。真筆のほうがダルムシュタットの絵である。