画像サイズ: 799×504 (46kB) | 夏休みの昆虫採集
新学期に標本箱を持ってくる子供は少なくなったようです。
トンボや蝶やカブトムシの標本が虫に食われると バラバラになって無残な姿となります。
この悪い虫はカツオブシムシで、絹やウールの衣類が食われるから、服の天敵です。
それで 昔から 樟脳 ナフタリン パラジクロルベンゼンなどが使われます。 これらは臭いがあります。 この臭いが虫除けとなっています。
そして、注意すべきことは 樟脳とナフタリンを一緒に使うと効果がなくなります。 樟脳とパラジクロルベンゼンを一緒に使っても効果がなくなります。 パラジクロルベンゼンとナフタリンの組み合わせもダメです。
去年タンスに入れたのが樟脳で、 それがすっかりなくなってからナフタリンを入れるならいいのですが 樟脳が残っているのにナフタリンを入れるのは、よくないわけです。
ところが 無臭のピレスロイド類は、これらの臭いのある樟脳、ナフタリン、パラジクロルベンゼンなどと一緒でも使えます。
生活用品の化学が一番わかる、技術評論社 http://gihyo.jp/book/2015/978-4-7741-7216-3
無臭のピレスロイド類は、臭いのある防虫剤(樟脳、ナフタリン、パラジクロルベンゼンなど)と一緒でも使えるということは ここにも書いてありました。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%99%A4%E8%99%AB%E8%8F%8A |