今朝のラジオ深夜便で 松山恵子の「お別れ公衆電話」を聞きました。
いつか、五木寛之も 彼女が長くないことを悟ったとき ファンに最後の別れをするように この歌を歌っていたことを語っていましたね。
https://www.youtube.com/watch?v=0oUfPukxaok
いまなら 携帯電話があるから 駅の公衆電話があるかないかは、問題でないのですが。
この歌の女の悲しみも 後世の人には理解できないでしょう。
あるコミックで 恋人同士が待ち合わせる駅を私鉄か国鉄(JR)で お互いに違う駅を考えていて とうとう会えずに、それがきっかけで別れてしまう話があったが 今なら場所が違うことを携帯電話でやりとりすれば 現場で会えるわけです。
時代が違う。 便利になった。 しかし,詩情がなくなった。
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