昭和の部屋 
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[No.2975] Re: 電話→音響カプラー 投稿者:Pan  投稿日:2016/07/08(Fri) 21:18
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男爵さん、まやさん、めぐみさん、みなさん こんばんは。

>1990年代前半には
>300bpsの音響カプラを受話器に接続して
>パソコン通信をしたものです。

 RS−232C なんて単語が大手を振っていた頃ですね。

 0:1の2値信号を2つの音の周波数に置き換えて直列の音声
信号にし、それを通常の電話の送受話器に結合する物でした。

 通信中に横から聞いたらピロピロと聞こえました。(^-^)

 大手のレストラン・チェーン店に配置して、夜中の閉店直後にこの
音響カプラーを介して、通常の電話回線で送信する「売り上げ集計シ
ステム」を作ったことがあります。

 それ以前はキャッシュレジスターの集計データをFAX(当時あっ
たかな)か音声で報告していました。

 当時はパソコンなどを作っている主要な電気器機メーカーもそんな
面倒な仕事は断っていて、その販売店からの紹介仕事でした。

 どのようにこの音響カプラーを使ったのか細かな事は忘れましたが、
一般電話ユーザが電気信号を直接電話線に接続する事は完全に禁じら
れていました。

 勿論パソコンやマイコンなんて物は存在せず、ミニコンの全盛時代
でした。

 だからデジタルICをシコシコと並べて半田付けし、動作回路を作
ったものです。

 レストランのチェーン店は深夜に閉店し、朝の開店はやや遅くなり
ますから、閉店直後にその日の売上伝票の集計内容を、配送センター
へ送り、早朝から各店舗への食材の配送に掛かります。

 当時でも各店舗の売り上げ集計は、当時のキャッシュ・レジスター
でも集計ボタンを押すと紙テープに打ち出されるようにはなっていま
した。

 そのテープ・パンチャへの電気信号を横取りして、その内容を直接
配送センターのコンピュータに送信することができたら、配送センタ
ーの深夜作業は大幅に短縮出来ます。

 その送信部だけを作ったので、受信後の処理手順には拘わっていま
せんから、どのようなシ受信ステムになっていたかは判りません。
 紙テープ規格の信号ですから、ミニコンで直接処理していたと思い
ます。

 私がパソコンを始めた頃は、もうモデムの全盛時代で、パソコン関
連のネット会議室でもモデムの部屋が賑やかで、判らぬながらも毎日
閲覧した事を覚えています。 熱気がありました。


      ***** Pan *****


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